書名 |
実践から識る! 心不全緩和ケアチームの作り方 |
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筆頭著者 |
大石醒悟・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-525-24861-1 |
発行年 |
2018年7月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 161頁 |
分類 |
臨床医学系/循環器内科 |
価格 |
定価3,300円(本体3,000円 税10%) |
心不全患者さんに緩和ケアを提供したい!そう考えても実際は,誰に相談すればよいか,院内にがん緩和ケアのチームがある場合,そことどういう関係になるのか.逆に院内に緩和ケア医がいない,などさまざまな課題がある.先駆的に取り組んできた施設の多様な実践例をこの本で学び,自分達が工夫,実践できるチームを考えよう.
1章 心不全緩和ケア概論
A 緩和医療学の変遷と非がんの緩和ケア
B なぜ今,心不全の緩和ケアが必要とされるのか?
C 緩和ケア医の立場からみた,心不全緩和ケアの役割とその対象
D.循環器医の立場からみた,心不全緩和ケアの役割とその対象
2章 チームに期待されるもの,各メンバーの役割
A 質の高い緩和ケアチームとは
B 心不全の緩和ケアを実践するチームを作る場合の留意点
C 心不全の緩和ケアにおける循環器内科医の役割とは
D 緩和ケア医の役割
E 看護師の役割
F 薬剤師の役割と薬物療法
G 理学療法士の役割
H 管理栄養士の役割
I 医療ソーシャルワーカーの役割
J 心理士の役割
3章 チームで実践する意思決定支援とチーム内の合意形成
A 意思決定支援と合意形成
B 合意形成の手段としての信念対立解明アプローチ
C 合意形成における臨床倫理
4章 チームの紹介
A 国立循環器病研究センター
-緩和ケア医のいない緩和ケアチーム-
B 兵庫県立姫路循環器病センター
-常勤緩和ケア医がいない緩和ケアチーム-
C 久留米大学病院
-既存の緩和ケアチームと協働する心不全緩和ケアチーム-
D 亀田総合病院
-心不全,緩和ケア両チームの取り組みと連携の現状-
E 飯塚病院
-総合診療医の活躍する緩和ケアチーム-
F 三菱京都病院
-さまざまな変遷を経て確立された総合病院における心不全緩和ケアチーム-