書名 |
メディカルスタッフのための 医療禁忌なるほどブック |
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筆頭著者 |
富野康日己・他編 |
その他著者等 |
佐藤美加/ |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-498-17500-6 |
発行年 |
2018年6月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 122頁 |
分類 |
臨床看護/診療科・疾患/臨床看護一般 |
価格 |
定価2,200円(本体2,000円 税10%) |
外来や病棟での処方と注射,検査,処置,透析室での禁忌を「なぜ」してはいけないのか,どうすればいいのか,判り易く解説.日々の業務にひそむ落とし穴を今すぐチェック!
Ⅰ共通事項 … 1page
A.確認 ……………………………………………………………………………… 1page
自分だけの判断で物事を処理してはならない………………………………… 2page
指示を実施したら,必ずその場で,
実施済みのサインをしなければならない……………………………………… 3page
「山田さん」と呼んで患者さんが「はい」と返事をしても,
その患者さんが山田OOさんだと思い込んではならない…………………… 4page
緊急時の口頭指示では,復唱と確認を怠ってはならない…………………… 5page
患者さんの治療内容や個人情報を,
むやみに口に出したり他言したりしてはならない…………………………… 6page
携帯電話やスマートフォンは,
院内の指定されたエリア以外で使用してはならない………………………… 8page
日常の業務のなかで「おや?」「何かおかしい?」と感じたことを,
そのままにしてはならない……………………………………………………… 9page
病(医)院のなかで盗難事件などが発生するはずはないと
思ってはならない…………………………………………………………………10page
患者さんは看護師の思ったとおりに説明を理解したり,
行動すると思い込んではならない………………………………………………11page
危険物をベッドサイドに置いてはならない……………………………………12page
軽い転倒では骨折しないと,思い込んではならない…………………………13page
B.心のケア …………………………………………………………………………17page
せん妄の患者さんに対して,安易に身体拘束を行ってはならない…………18page
抑制指示のある患者さんでは抑制を解除したまま,
ベッドサイドを離れてはならない………………………………………………20page
精神科病棟に入院中の患者さんが興奮しているからといって,
看護師だけの判断で身体を拘束したり
部屋に鍵をかけたりしてはならない……………………………………………21page
認知症の患者さんを安易に身体拘束してはならない…………………………22page
認知症の患者さんに否定や叱責をしてはならない……………………………23page
抑うつ状態やうつ病の患者さんを,励ましてはならない……………………24page
精神疾患をもつ患者さんの家族に対し,
精神的なサポートを忘れてはならない…………………………………………25page
拒食症の患者さんの言動すべてを信じきってはならない……………………26page
がん患者さんを,1 人で悩ませてはならない…………………………………27page
終末期の患者さんには,否定や安易な肯定をしてはならない………………28page
Ⅱ処方・注射 …29page
医師の処方があったからといって,食物アレルギーや
薬物アレルギーの既往を問診せずに薬剤を投与してはならない……………30page
医師からの注射・投薬(注射,内服,パッチなど)の指示であっても,
用量や単位に疑問をもったまま投与してはならない…………………………31page
薬剤を準備するときは,1つの名称が1種類の薬剤しかないと,
思い込んではならない……………………………………………………………32page
薬剤の準備では,外観が似た薬剤との取り違えを起こしてはならない……33page
毒薬,麻薬,向精神薬は,ほかの薬剤と一緒に
保管・管理してはならない………………………………………………………34page
麻薬の空アンプルや残薬は,廃棄してはならない……………………………35page
Ⅲ検査 …51page
Ⅳ処置…61page
Ⅴ血液透析療法に関する禁忌・注意事項 …93page
索引……………………………119page