書名 |
統合失調症・うつ病の作業療法の進め方 |
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筆頭著者 |
堀田英樹・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-521-74606-7 |
発行年 |
2018年7月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 184頁 |
分類 |
リハビリテーション/作業療法 |
価格 |
定価3,960円(本体3,600円 税10%) |
作業療法の臨床例を具体的に紹介.統合失調症・うつ病患者の特徴も簡潔に解説されており,よりよい作業療法を行うために作業療法士が観察・介入すべきポイントがわかる.
目 次
第1章 作業療法をはじめる前に
①統合失調症・うつ病を対象とした作業療法
②統合失調症・うつ病による精神症状の理解
③統合失調症の概説
④うつ病の概説
Column 精神科におけるチーム医療
第2章 作業療法のための情報の収集・評価
①作業療法の過程および作業療法の理解
②作業療法評価のための他部門からの情報収集
症例1 統合失調症患者に関する各種の情報収集の例
③作業療法開始前の面接の進め方
症例1の続き 面接終了までの過程の例
④作業療法評価のための観察・心理検査などの進め方
第3章 作業療法の展開
①作業療法の目標の設定と作業療法計画の立案
②作業療法の準備と作業活動への参加の促進
③作業療法参加時の患者とのかかわり方と対応
Column うつ病患者へ作業療法を遂行する際の注意
Column 統合失調症に対する薬物療法の理解
Column うつ病に対する薬物療法の理解
症例1の続き 陰性症状の改善を目的とした作業療法の展開
症例2 強迫行為のある統合失調症患者の作業療法の例
症例3 復職への不安が強いうつ病患者に対する作業療法の例
症例4 措置入院患者の社会復帰を進めた作業療法の例
④集団活動への参加の促進
⑤作業療法計画の変更について
症例5 demandとneedsの違いを認め、作業活動を変更した例
⑥退院後の生活を想定した作業療法の理解
第4章 長期入院患者への作業療法の理解
①退院を促される長期入院患者の理解
②長期入院患者の作業療法の適応
③長期入院患者の就労支援と患者の選択
④作業療法士・患者関係の終結にあたって
⑤終わりに―精神科作業療法の将来展望