書名 |
培養細胞による治療 |
---|---|
原著者 |
HowardGreen |
筆頭著者 |
大和雅之・訳 |
出版社名 |
コロナ社 |
ISBNコード |
ISBN978-4-339-06755-2 |
発行年 |
2017年12月 |
判型 / 頁数 |
B6判 / 136頁 |
分類 |
基礎医学系/細胞学、細胞工学 |
価格 |
定価1,650円(本体1,500円 税10%) |
培養細胞がどのように作られ,これまでにどのような治療に使われてきたかなどについて,世界で最初に培養細胞を用いてヒト臨床を行った,いわば再生医療の父であるとともに,細胞生物学の父でもある著者が自身の経験もあわせて解説。
1. 細胞培養の黎明期
外植片培養
細胞培養への移行
培養細胞の栄養要求性
培養細胞の利用
2. ケラチノサイトの培養の始まり
3. 火傷の治療
真皮の再生
産業の役割
哲学的省察
培養の支持体としてのフィブリン
4. ケラチノサイトの幹細胞としての性質を定義する
幹細胞決定因子としてのp63
5. 他人の培養表皮細胞による処置
6. 目の病気の処置
目の治療におけるフィブリンの利用
7. 遺伝子治療
8. 培養軟骨細胞による治療
9. 胚性幹細胞による治療の将来性
培養ヒト胚性幹細胞からケラチノサイトを作る間のマーカーの継承
NOD細胞の起源
生後のケラチノサイトとヒトES細胞由来のケラチノサイトの違い
HPV16のE6E7遺伝子の導入の効果
最後の哲学的内省
参考文献
索引