書名 |
内分泌性高血圧診療マニュアル (改訂第2版) ≪診断と治療社内分泌シリーズ≫ |
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筆頭著者 |
成瀬光栄・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7878-2261-1 |
発行年 |
2017年11月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 212頁 |
分類 |
臨床医学系/内分泌・代謝 |
価格 |
定価5,720円(本体5,200円 税10%) |
内分泌性高血圧は決して稀ではないが,診断されずに見逃されていることが多い.本書では,内分泌性高血圧をいかに疑い,スクリーニングして,鑑別診断のための検査法を行い,的確に診断して最適な治療法を選択するかを個別に分かりやすく解説している.初版発行から7年の月日を経て出版となった改訂第2版では,【基礎編】で新たな血圧調節因子について取り上げ,【臨床編】で新たな薬剤により誘発される高血圧について取り上げた.
Ⅰ 総論編
1 内分泌性高血圧の概要 成瀬光栄 他
2 高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014)と内分泌性高血圧 神出 計 他
Ⅱ 基礎編
第1章 昇圧に作用する因子
1 成長ホルモン(GH) 福田いずみ
2 バソプレシン(AVP) 萩原大輔 他
3 甲状腺ホルモン 成瀬光栄 他
4 副甲状腺ホルモン(PTH) 今西康雄 他
5 アルドステロン 吉本貴宣 他
6 デオキシコルチコステロン(DOC) 小島元子
7 コルチゾール 鈴木佐和子 他
8 エストロゲン 髙橋克敏
9 11β—水酸化ステロイド脱水素酵素(11β—HSD) 武田仁勇
10 カテコールアミン 竹越一博
11 レニン 成瀬光栄 他 34
12 アンジオテンシン変換酵素(ACE)と ACE2 山本浩一 他
13 アンジオテンシン 山本浩一 他
14 内因性ジギタリス様物質 髙橋伯夫
15 ウロテンシン 高橋和広
16 レプチン 浦 信行 他
17 Na チャネル(ENaC) 石井俊史 他
18 エンドセリン(ET,ECE) 宮内 卓
19 ネプリライシン(NEP) 平田結喜緒
第2章 降圧に作用する因子
1 一酸化窒素(NO,eNOS) 杉山 徹
2 過分極因子(EDHF) 神戸茂雄 他
3 カリクレイン-キニン 茂庭仁人 他
4 プロスタノイド(プロスタグランジン) 結城幸一 他
5 アドレノメデュリン(AM) 北 俊弘 他
6 Na利尿ペプチド 向山政志
7 アディポネクチン 船橋 徹
8 アペリン 谷山義明 他
9 リラキシン(RLX) 平田結喜緒
Ⅲ 臨床編
第1章 総 論
1 低カリウム血症を伴う高血圧の鑑別診断 立木美香 他
2 副腎腫瘍を伴う高血圧の鑑別診断 谷 祐至 他
3 レニンプロフィールによる高血圧の鑑別診断 三好賢一
第2章 各 論
A 下垂体疾患
1 先端巨大症 平田結喜緒
B 甲状腺疾患
1 甲状腺機能亢進症 田上哲也 他
2 甲状腺機能低下症 田上哲也 他
C 副甲状腺疾患
1 原発性副甲状腺機能亢進症 竹内靖博
D 副腎疾患
1 原発性アルドステロン症 田辺晶代 他
2 クッシング症候群(下垂体性も含む) 土井 賢 他
3 先天性副腎過形成 柳瀬敏彦 他
4 DOC 産生腫瘍 柴田洋孝
5 サブクリニカルクッシング症候群 立木美香 他
6 褐色細胞腫 方波見卓行 他
E 腎疾患
1 腎血管性高血圧 神出 計
2 レニン産生腫瘍(傍糸球体細胞腫,腎外性レニン産生腫瘍) 田辺晶代 他
F 遺伝性疾患
1 Liddle 症候群 石井俊史 他
2 AME 症候群 宗 友厚
3 Gordon 症候群 野村尚弘 他
4 家族性高アルドステロン症 笹井有美子 他
5 グルココルチコイド抵抗症 林 美恵 他
G 薬剤誘発性高血圧
1 経口避妊薬 上芝 元
2 偽アルドステロン症 田村尚久
3 その他の薬剤誘発性高血圧 林 晃一 他
4 セロトニン症候群 平田結喜緒
5 がん分子標的薬 平田結喜緒
付録 内分泌性高血圧に関する主要な機能検査と画像診断
1 カプトプリル試験 成瀬光栄 他
2 フロセミド立位試験 橋本重厚
3 生理食塩水負荷試験 南方瑞穂 他
4 デキサメタゾン抑制試験 立木美香 他
5 選択的副腎静脈サンプリング(ACTH 負荷) 田辺晶代 他
6 画像診断① CT,MRI 桑鶴良平
7 画像診断② 核医学検査 中本隆介 他
索 引
Column
・難治性副腎疾患の課題 成瀬光栄
Information
・内分泌シリーズ書籍の紹介①:原発性アルドステロン症診療マニュアル 成瀬光栄
・内分泌シリーズ書籍の紹介②:褐色細胞腫診療マニュアル 成瀬光栄