書名 |
腹部血管画像解剖アトラス |
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筆頭著者 |
衣袋健司・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-03057-1 |
発行年 |
2017年10月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 160頁 |
分類 |
臨床医学系/画像診断 |
価格 |
定価11,000円(本体10,000円 税10%) |
血管の分岐、走行の理解は外科医の日常の手術に欠かせないが、それは個体によりかなり違いがあり、パターン認識では対応できない。本書は、実際の診断・治療において役立つ血管の分岐・走行の把握を目的として、写真・図を多用し、簡潔な文章で解剖および血管分枝の類型をビジュアルに示した。血管分枝のタイプ別のパーセンテージも明確にして、文献も豊富に提示した。多くの3DCT画像により、3次元の位置関係がよく把握できる。
総論
[1]腹部大動脈
1.1 臓側枝
1.2 外側枝
1.3 壁側枝
1.4 総腸骨動脈
[2]下大静脈
2.1 壁側枝
2.2 臓側枝
2.3 外側枝
2.4 腸骨静脈
2.5 発生
2.6 閉塞時の側副路
各論
1章 肝臓
[1]肝動脈
1.1 肝動脈の分岐形式・分類
1.2 肝区域分類
[2]肝内動脈枝と門脈との位置関係
2.1 右葉門脈枝と動脈の関係
2.2 右葉前区域における門脈と動脈
2.3 右葉後区域における門脈と動脈
2.4 肝左葉における門脈と動脈
2.5 尾状葉枝
[3]肝内外の肝動脈吻合(側副路形成の解剖)
3.1 肝動脈間吻合
3.2 靱帯・間膜を介する動脈
3.3 肝動脈閉塞時の側副路
[4]肝内門脈
4.1 肝内門脈枝
4.2 門脈左枝欠損
4.3 右肝円索
[5]肝静脈
5.1 右肝静脈
5.2 中肝静脈・左肝静脈
5.3 肝静脈吻合
2章 門脈
[1]門脈
1.1 門脈本幹
1.2 脾静脈
1.3 上腸間膜静脈
1.4 下腸間膜静脈
[2]肝外門脈側副路
2.1 肝鎌状靱帯
2.2 冠状靱帯
2.3 小網(肝胃・十二指腸間膜)
2.4 その他の門脈大循環吻合
3章 総胆管・胆嚢
[1]胆嚢動脈
[2]胆嚢静脈
[3]総胆管動脈
[4]総胆管静脈または胆管周囲静脈
4章 膵臓・脾臓
[1]膵臓
1.1 動脈
1.2 静脈
[2]脾臓
2.1 脾動脈
2.2 脾静脈
2.3 膵炎または膵癌による静脈閉塞時の側腹路
5章 腎臓・副腎・性腺
[1]腎臓
1.1 腎動脈
1.2 腎静脈
1.3 腎被膜・腎盂・尿管動脈
1.4 腎被膜・腎盂・尿管静脈
[2]副腎
2.1 副腎動脈
2.2 副腎静脈
[3]性腺動静脈
3.1 性腺動脈
3.2 性腺静脈
6章 消化管
[1]胃
1.1 動脈
1.2 静脈
[2]十二指腸
2.1 動脈
2.2 静脈
[3]小腸
3.1 動脈
3.2 静脈
[4]大腸
4.1 辺縁動脈と終動脈
4.2 回結腸動脈
4.3 右結腸動脈
4.4 中結腸動脈・副中結腸動脈
4.5 左結腸動脈
4.6 S状結腸動脈
4.7 上直腸動脈
4.8 静脈
7章 骨盤
[1]総腸骨動脈
[2]外腸骨動脈の分枝
2.1 下腹壁動脈
2.2 深腸骨回旋動脈
[3]内腸骨動脈
3.1 内腸骨動脈の分類
3.2 上殿動脈,下殿動脈
3.3 腸腰動脈
3.4 閉鎖動脈
3.5 中直腸動脈
3.6 下直腸動脈
3.7 子宮動脈
3.8 前立腺動脈・精嚢腺動脈
3.9 前立腺静脈:サントリーニ静脈叢
3.10 膀胱動脈
3.11 膀胱静脈
3.12 内陰部動脈
索引