書名 |
ピコ秒レーザー治療入門 ―美容皮膚科医・形成外科医のために |
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筆頭著者 |
葛西健一郎・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-8306-2634-0 |
発行年 |
2017年10月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 120頁 |
分類 |
臨床医学系/形成外科学 |
価格 |
定価7,700円(本体7,000円 税10%) |
2機種のピコ秒レーザーを使いこなしてきた著者による入門書.刺青除去をはじめ,シミ・アザ治療などについても多数の症例写真を交えて実践的に解説している.
I ピコ秒レーザー治療総論
1.ピコ秒レーザーの歴史と背景
2.ピコ秒レーザーの理論
3.現在用いられている機械の種類と特徴
4.今後の展望
II ピコ秒レーザーによる刺青治療
1.治療理論
2.麻 酔
3.照射方法と術後処置
4.複数回の繰り返し照射
5.合併症とその対処
6.症例集
7.外傷性刺青
8.アートメイクの除去
III ピコ秒レーザーによるシミ・アザ治療
1.老人性色素斑・ADM
2.太田母斑
3.異所性蒙古斑
4.先天性色素性母斑
IV ピコ秒レーザーによる美容皮膚治療(ノーダウンタイム)
1.本治療の適応(効果の予測と患者への説明)
2.治療の実際
① pico-Alex(PicoSureR)による美容皮膚治療
② pico-Nd:YAG(PicoWayR)による美容皮膚治療
3.合併症とその対処
4.症例集
索 引
コメント
①用語について
②レーザーのパラメーター
③真皮メラノサイトーシスと刺青は治癒機序が異なる?
④濃い刺青は初めが薄くなりにくい
⑤ピコ秒レーザーはPIHが少ないというのはウソ
⑥外傷性色素沈着は肝斑と同じでレーザー禁忌である
⑦真皮メラノサイトーシスに対してピコ秒レーザーはnano-Rubyを上回ることができるか?
⑧それでも最強!ナノ秒Qスイッチルビーレーザー
⑨ピコトーニングは絶対危険!
⑩PicoSureRのfocusハンドピースとPicoWayRのResolveハンドピースはまったく異なる
⑪ピコ秒レーザーは1ヵ月以上あけないとレーザートーニングと同様の危険が増大する
コラム
①部品課金モデル
②これでピコ秒レーザーと呼べるのか?
③口唇アートメイクに苦労した例
④肝斑・PIHにレーザーが禁忌の理由
⑤ピコ秒レーザーによる老人性色素斑治療はナノ秒Qスイッチルビーレーザーより良いか?
⑥老人性色素斑とADMに筆者はナノ秒Qスイッチルビーレーザーを用いるが,ピコ秒レーザーも有力
である
⑦先天性色素性母斑の難しさ
⑧レーザーは医師が当てるべきか,看護師や一般職員に当てさせてもよいかという問題について