書名 |
授業方法の基礎 ≪看護教育実践シリーズ 3≫ |
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筆頭著者 |
中井俊樹・他編 |
その他著者等 |
中井 俊樹 シリーズ編集/小林 忠資 編集 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-03202-5 |
発行年 |
2017年8月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 200頁 |
分類 |
基礎看護/看護管理・看護教育/看護教育 |
価格 |
定価2,640円(本体2,400円 税10%) |
効果的な学びをもたらすためにはどのように授業を行えばよいのか。さまざまある教材をどのように活用すればよいのか。授業方法に頭を悩ます教員は少なくない。本書は、授業方法の改善を通して自身の授業をよりよくしたいと願う教員に向けて、授業にまつわる基礎知識や具体的な方法を示し、陥りがちな課題とその解決策を紹介。初めて教壇に立つ教員からベテラン教員まで、すべての看護教員にとって心強い1冊。
「看護教育実践シリーズ」刊行にあたって
はじめに
本書の構成と使い方
第1部 授業方法の意義と指針
1章 授業方法で学生の学習を促す
1 授業方法は重要だ
2 さまざまな授業方法を理解する
3 授業方法の罠に陥らない
4 授業方法の技能を高める
2章 すべての学生の学習を支援する
1 多様な学生の学習を尊重する
2 すべての学生を支援する指針を理解する
3 さまざまな学生の学習を支援する
3章 授業の型を理解する
1 1回の授業を組み立てる
2 導入で学習の準備を整える
3 展開で学習内容を深める
4 まとめで学習を評価する
第2部 授業の基本的な技法
4章 わかりやすく説明する
1 説明は工夫次第
2 学生の理解を促す構成にする
3 学生の理解を促すように説明する
4 話し方の技能を高める
5章 発問を取り入れる
1 問いがもつ力を活用する
2 発問の機能を理解する
3 発問を効果的に活用する
4 枠組みに沿って発問する
6章 スライドを活用する
1 スライドの特徴を理解する
2 スライド作成の基本を身につける
3 わかりやすいスライドを作成する
4 スライドを活用した授業の工夫
7章 板書で学習を促す
1 現代の板書の意義を理解する
2 板書の基本を理解する
3 板書で学生の学習を促す
4 学生と板書をつくる
8章 さまざまな教材を活用する
1 適切な教材を選択する
2 教科書を活用する
3 配付資料で学習を促す
4 リアリティのある教材を活用する
9章 フィードバックを与える
1 優れたフィードバックの効果を理解する
2 フィードバックの方法を理解する
3 フィードバックの内容を理解する
4 フィードバックを学習につなげる
第3部 さまざまな場面での授業の工夫
10章 初回と最終回の授業をつくる
1 授業全体の構成を理解する
2 初回の授業で期待を高める
3 初回の授業を工夫する
4 最終回の授業を工夫する
11章 授業時間外の学習を促す
1 授業時間外の学習の重要性を伝える
2 授業時間外の課題を作成する
3 課題に取り組ませる工夫
4 授業時間外の学習を支援する
12章 教室をマネジメントする
1 教室マネジメントで学習を促す
2 快適な学習環境をつくる
3 問題が起きた後に対応する
付録 授業に役立つ資料
文献
執筆者プロフィール
索引