書名 |
看護教育のためのパフォーマンス評価 ―ルーブリック作成からカリキュラム設計へ |
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筆頭著者 |
糸賀暢子・他著 |
その他著者等 |
元田 貴子 著/西岡 加名恵 著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-03199-8 |
発行年 |
2017年8月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 200頁 |
分類 |
基礎看護/看護管理・看護教育/看護教育 |
価格 |
定価2,970円(本体2,700円 税10%) |
やってみたら「逆向き設計」だった! 現場で求められる看護実践力とは何か。そもそも教育とは、学びとは、評価とは何かという根源的問いからカリキュラム再構築を追求してきた看護教員が、気鋭の教育学者と協働し、同じゴールを目指したその背景を初解説。なぜパフォーマンス評価が看護基礎教育に必要で、ルーブリックが看護師養成の場で有効なのかがこの1冊でわかる実践的ガイドブック。領域別実習例やQ&Aも充実。
序章 なぜ今,パフォーマンス評価なのか
本書の構成と内容
本書のメッセージ
第1章 パフォーマンス評価の進め方 「逆向き設計」論の基本的な考え方
教育評価をめぐる理論的な展開
「知の構造」と評価方法
パフォーマンス課題の作り方
ルーブリック-パフォーマンスの質を捉える
ポートフォリオ評価法
第2章 パフォーマンス評価への導入・動機づけ 入学時ガイダンスとオリエンテーション
ガイダンスの考え方
ガイダンスの指導計画
ガイダンスの評価
「鉄は熱いうちに打て」-学生の気持ちの変化に焦点を
第3章 基礎看護技術の単元「清潔ケア」 「逆向き設計」による授業設計の実際
単元「清潔ケア」の重点目標とパフォーマンス課題
単元の流れを作る-「逆向き設計」に基づく指導計画
単元に息を吹き込む-パフォーマンス課題を活用した授業
技術テストのルーブリック
パフォーマンス評価を取り入れる意義
学生が見出した価値こそが「永続的理解」につながる
第4章 基礎看護学実習「看護現場への招待」 「逆向き設計」による実習設計の実際 I
基礎看護学実習におけるパフォーマンス評価
ルーブリックの作成-学習活動に対応した評価基準
結果と評価-理解の深まり
こだわるのはゴール,テンプレートに当てはめる作業をしない
第5章 成人看護学実習「クリティカルケア実習」 「逆向き設計」による実習設計の実際 II
成人看護学実習におけるパフォーマンス評価
実習の導入
教師自身が答えを埋めていくのが看護教育のルーブリック
第6章 在宅看護論実習「在宅看護プロジェクト」 「逆向き設計」による実習設計の実際 III
在宅看護論実習におけるパフォーマンス評価
各科目のパフォーマンス課題とルーブリック,成果物
地域で他職種と連携できる看護師たちが育つために
第7章 学校カリキュラムの全体像
再構築のきっかけ-何が問題になったのか
「逆向き設計」論に基づくカリキュラムの成果
本校のカリキュラムの概観-「マクロな設計」
学ぶ内容がイメージできる科目名の考え方
カリキュラム設計は実習から逆向きに
部分と全体をつなぐカリキュラム
山頂に辿りつくまでの道標がルーブリック
第8章 パフォーマンス評価を活かしたカリキュラムと指導
「マクロな設計」-長期的な指導計画
パフォーマンス評価を活かした指導
重視されるべきは患者と家族の視点
付録 そこが知りたい! -看護教員のための実践Q&A
・カリキュラムQ&A
・プロジェクト学習Q&A
・ポートフォリオQ&A
・パフォーマンス評価&ルーブリックQ&A
・実習Q&A
・国家試験Q&A
・さらなる未来に向けたQ&A
索引