書名 |
スタンダード小児がん手術 ―臓器別アプローチと手技のポイント |
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筆頭著者 |
田口智章・他編 |
その他著者等 |
編集:黒田 達夫 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7583-0465-8 |
発行年 |
2017年8月 |
判型 / 頁数 |
A4判 / 324頁 |
分類 |
臨床医学系/小児外科 |
価格 |
定価16,500円(本体15,000円 税10%) |
小児がん手術のエキスパートの執筆による,わが国初の小児がんに特化した手術書。イラストによる図説で手術手技をわかりやすく解説し,さらに,手術を安全・確実に完遂するために必要な術前の画像診断や生検法,術後の対応までを網羅。オールカラーで術野の写真もわかりやすく掲載した,小児がん手術に携わる外科医必携の1冊。
Ⅰ 術前の検査,処理
術前画像診
術前化学療法の影響とリスク評価
3Dプリンターによる手術シミュレーション
中心静脈路の確保
Ⅱ 手術のための基礎知識と基本手技
生検手技の基本
四肢骨軟部腫瘍の生検
止血法と最新の手術器具
大出血や周辺臓器損傷の緊急対応
胸腔鏡手術と腹腔鏡手術
周術期における放射線療法の適応と小児がんに対する陽子線治療の有用性について
四肢骨盤骨・軟部腫瘍の切除縁評価
Ⅲ 各臓器へのアプローチ法
頸部へのアプローチ
縦隔臓器へのアプローチ
四肢へのアプローチ
肝・胆・膵へのアプローチ
後腹膜臓器へのアプローチ
骨盤臓器へのアプローチ
Ⅳ 術中の対応,処置
術中照射
腹部臓器の放射線治療合併症対策(卵巣移動術と腸管遮蔽手術)
ナビゲーション手術:体幹
ナビゲーション手術:四肢,脊椎
Ⅴ 各小児がんの手術手技
神経芽腫/基本
神経芽腫/原発部位別
腎芽腫
肝芽腫/基本
肝芽腫/肝切除―小児肝腫瘍に対する手術の実際
肝芽腫/肺転移―肝芽腫の肺転移に対する病巣切除術
肝芽腫/肝芽腫における生体肝移植
胚細胞腫瘍/基本
胚細胞腫瘍/性腺腫瘍-性腺胚細胞腫瘍
胚細胞腫瘍/性腺外腫瘍-性腺外胚細胞腫瘍の手術
横紋筋肉腫/基本
横紋筋肉腫/眼窩・頭頸部・傍髄膜
横紋筋肉腫/四肢・体幹
横紋筋肉腫/泌尿生殖器
横紋筋肉腫/胸腔内・後腹膜・肝胆道
横紋筋肉腫/骨盤・会陰・肛門周囲
悪性リンパ腫瘍(前縦隔悪性リンパ腫生検を含む)
骨軟部腫瘍
中枢神経腫瘍/脳腫瘍
総論
外科治療の基本
中枢神経腫瘍/脳腫瘍:各部位での外科療法
大脳半球
側脳室(モンロー孔部を含む側脳室)
第三脳室前半
第三脳室後半(松果体部,中脳背側,小脳上面)
後頭蓋窩(小脳,第四脳室,延髄・橋)
中枢神経腫瘍/脊髄腫瘍
網膜芽細胞腫
Ⅵ 術後の処置・手術
検体の取り扱い,保存
膀胱・尿路の再建(尿路臓器摘出後)
透析法(腹膜透析・血液透析)
胸腹壁の再建