書名 |
トワイクロス先生の緩和ケア処方薬 ―薬効・薬理と薬の使い方 (第2版) |
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原著者 |
Twycross R |
筆頭著者 |
武田文和・他監訳 |
その他著者等 |
Robert Twycross 編集/Andrew Wilcock 編集/Paul Howard 編集/鈴木 勉 監訳 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-03031-1 |
発行年 |
2017年6月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 928頁 |
分類 |
臨床医学系/がん治療・緩和ケア |
価格 |
定価6,050円(本体5,500円 税10%) |
原書は“Palliative Care Formulary 5th edition”(2014年)。ロバート・トワイクロス博士(オックスフォード大学緩和ケア学講座初代教授)の編纂による緩和ケア界の必携書。最新のエビデンスに基づいて改訂された。緩和ケア薬を網羅した薬剤情報集と基本知識(オピオイド効力換算比、終末期の薬の投与法、薬物間相互作用など)の二部構成。新章「かゆみの治療薬」なども追加された。
原著まえがき
PCF5における主な改訂点
PCFの作成方法
本書を最大限に活用するために
承認適応外および未承認医薬品の使用について
薬剤名について
省略語
I編 薬剤情報
1 消化管系
制酸薬
抗ムスカリン薬
蠕動促進薬
ヒスタミンH2受容体拮抗薬
ミソプロストール
プロトンポンプ阻害薬
ロペラミド
緩下薬
痔疾に用いる薬
パンクレアチン
[早わかり処方ガイド]
死前喘鳴のマネジメント
オピオイド鎮痛薬で誘発される便秘
対麻痺と四肢麻痺における腸管のマネジメント
2 心臓血管系
フロセミド
スピロノラクトン
局所麻酔薬の全身投与
*クロニジン
硝酸グリセリン(ニトログリセリン)
ニフェジピン
抗凝固薬
止血薬
[早わかり臨床ガイド]
ヘパリン誘発性血小板減少症(HIT)
3 呼吸器系
気管支拡張薬
コルチコステロイド吸入剤
酸素
咳の治療薬
4 中枢神経系
向精神薬
ベンゾジアゼピン系薬
メラトニン
抗精神病薬
抗うつ薬
*精神刺激薬
制吐薬
抗てんかん薬
[早わかり処方ガイド]
抑うつ
悪心・嘔吐のマネジメント
5 鎮痛薬
鎮痛薬の使用原則
鎮痛補助薬
アセトアミノフェン(パラセタモール)
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
弱オピオイド鎮痛薬
強オピオイド鎮痛薬
オピオイド拮抗薬
[早わかり処方ガイド]
手術・医療処置関連の痛みのマネジメント
ブプレノルフィン貼付剤の使用法
フェンタニル貼付剤の使用法
がん患者の痛みに対するメサドンの使用法
6 感染症
緩和ケアにおける抗菌薬
口腔・咽頭のカンジダ症
メトロニダゾール
尿路感染症
四肢のリンパ浮腫における蜂窩織炎
クロストリジウム・ディフィシル感染症
ヘリコバクター・ピロリによる胃炎
[早わかり処方ガイド]
リンパ浮腫における蜂窩織炎
7 内分泌系と免疫系
ビスホスホネート
コルチコステロイドの全身投与
デメクロサイクリン
デスモプレシン
糖尿病治療薬
*オクトレオチド
プロゲストゲン(黄体ホルモン薬)
ダナゾール
*サリドマイド
8 尿路系
タムスロシン
オキシブチニン
メテナミン馬尿酸塩
クランベリージュース
カテーテル閉塞解除液
尿の変色
9 栄養と血液
貧血
アスコルビン酸(ビタミンC)
フィトメナジオン(ビタミンK1)
カリウム
マグネシウム
亜鉛
10 筋・骨格および関節疾患
効果持続性コルチコステロイド注射剤
引赤薬およびその他の外用剤
骨格筋弛緩薬
11 耳・鼻・咽喉
口腔洗浄薬
人工唾液
ピロカルピン
口内炎・口腔内潰瘍治療薬
耳垢水
12 皮膚
皮膚軟化薬
局所塗布用のかゆみ止め薬(鎮痒薬)
皮膚保護薬
13 麻酔薬
*ケタミン
*プロポフォール
II編 基本知識
14 緩和ケアにおける処方ガイダンス
15 オピオイド鎮痛薬の効力換算比
16 死が差し迫った病期の薬物療法
17 オピオイド依存症の患者における手術後の痛みのマネジメント
18 鎮痛薬と自動車の運転適性
19 持続皮下注入法
20 脊髄鎮痛法
21 嚥下困難な患者への薬の投与・経腸栄養チューブによる薬の投与
22 ネブライザーによる薬の投与
23 緩和ケアにおけるQT間隔の延長
24 薬物反応性の変動
25 薬による運動障害
26 アナフィラキシー
27 かゆみの治療薬
28 経口栄養サプリメント
索引
(* 専門家のみ使用する薬剤)