書名 |
外来血糖管理マニュアル ―理論と実践 |
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筆頭著者 |
松田昌文・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-307-10185-1 |
発行年 |
2017年5月 |
判型 / 頁数 |
B6変型判 / 204頁 |
分類 |
臨床医学系/糖尿病 |
価格 |
定価3,080円(本体2,800円 税10%) |
外来で血糖管理を行う全ての医師を対象に、血糖管理の理論と実践をコンパクトに学ぶための1冊です。
理論編で血糖管理の考え方を身につけ、実践編では臨床症例の検討を通じて、よりよい血糖管理について述べています。資料編では診療ツールや治療アルゴリズム、外来で使用する経口薬について詳述しています。トレンドを追うだけでは決して身につかない、知識と経験に裏打ちされた診療ができるようになる、確かな臨床力を養います。
Ⅰ 理論編
1.高血糖状態の理解
2.血糖値の体内での調節
3.カロリー計算と主食設定
4.糖質制限とカーボカウント
5.インスリン分泌能とインスリン抵抗性,Matsuda index
6.治療のパラダイムシフトとは?
7.薬物介入とdurability の考え方
8.皮下注射インスリン作用のdynamics
9.長時間作用GLP-1受容体作動薬のdynamics
10.EXCEL表の使用方法
11.治療結果の評価,管理目標
12.SMBG 機器による血糖モニター
13.CGM,CSIIおよびSAPの利用
14.遠隔診療
Ⅱ 実践編
1.診療と記録
2.低血糖による事故を避けるために
3.栄養指導と在宅指導
4.検診での異常値や高血糖での紹介
5.肥満
6.足潰瘍
7.糖尿病性腎症
8.肝機能異常の症例
9.インスリン使用1型糖尿病
10.インスリン使用2型糖尿病
11.ステロイド使用の患者
12.術前血糖管理依頼
13.糖尿病を有する妊婦
14.認知症
15.低血糖
練習問題
Ⅲ 資料編
1.外来の診療ツール
2.電子カルテの書き方と統一化
3.インスリン自己注射の説明
4.インスリンの剤型について
5.血糖管理アルゴリズムの解説
6.筆者推奨血糖管理アルゴリズム
7.患者向けテキストについて
8.糖尿病教室
9.保険診療での配慮
10.海外旅行の際のアドバイス
11.臨床指標とクリニカルアウトカム
12.経口血糖降下薬─主要薬剤の用量用法と特徴
練習問題の答
用語・略語と補足説明