書名 |
飲んで大丈夫?やめて大丈夫? 妊娠・授乳と薬の知識 (第2版) |
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筆頭著者 |
村島温子・他編 |
その他著者等 |
山内 愛 編集/中島 研 編集 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-03021-2 |
発行年 |
2017年4月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 192頁 |
分類 |
臨床看護/診療科・疾患/母性看護 |
価格 |
定価2,420円(本体2,200円 税10%) |
妊娠・授乳中は、薬やサプリメントの使用に不安を抱えることの多い時期。本書は、妊産婦からの質問にどのように対応するとよいか、Q&A形式でわかりやすく解説する。改訂第2版では、妊娠期・授乳期に相談の多い嗜好品(カフェインなど)の解説をはじめ、近年増加傾向にある「炎症性腸疾患」についての記述を新たに追加した。最新ガイドラインや添付文書の内容も盛り込んだ好評書待望のリニューアル。
総論 妊娠・授乳と薬
基本事項をおさえよう!
安全性の評価・臨床への応用
授乳中の薬の使用に関する基本的な考え方
相談機関を知っておこう!
各論 妊産婦さんの不安と疑問に答えよう
1 かぜ(感冒)症候群・胃痛・頭痛-解熱・鎮痛薬と抗菌薬
CASE 1 かぜ(感冒)症候群
CASE 2 胃痛,消化器症状
CASE 3 頭痛薬・鎮痛薬
妊娠していても服用できる薬はある
2 消化器症状-便秘,下痢,炎症性腸疾患
CASE 1 便秘
CASE 2 嘔吐と下痢
CASE 3 炎症性腸疾患-妊娠中の管理
CASE 4 炎症性腸疾患-授乳中の服薬
よくある症状だからこそ,その人に合った指導を
3 糖尿病
糖尿病治療薬と妊娠の関係
CASE 1 2型糖尿病-経口薬からインスリンへの変更
CASE 2 1型糖尿病-インスリンの継続
CASE 3 食事がとれない場合の対応
CASE 4 妊娠糖尿病-インスリン依存への不安
CASE 5 糖尿病-出産後の対応
安心して妊娠期を過ごせるようなかかわりを
4 高血圧
CASE 1 慢性高血圧だが降圧薬の胎児への影響が心配
CASE 2 その降圧薬は禁忌?
CASE 3 降圧薬の母乳への影響が心配
どんな不安を感じているかまずは聞くことからはじめよう
5 アレルギー・皮膚科疾患
CASE 1 花粉症
CASE 2 妊娠性痒疹
CASE 3 アトピー性皮膚炎
薬の上手な利用でストレスのない妊娠生活を
6 呼吸器疾患
CASE 1 喘息:治療薬の中断
CASE 2 喘息:治療薬の母乳への影響
CASE 3 発熱を伴う呼吸器疾患
子どもへの影響を懸念する母親の気持ちに寄り添うケアを
7 甲状腺疾患
CASE 1 妊娠中の服用に対する不安
CASE 2 ヨードの過剰曝露防止
CASE 3 授乳中の服用管理
服用に不安を与えないためにも正しい知識を踏まえてかかわろう
8 膠原病
CASE 1 全身性エリテマトーデス治療薬
CASE 2 ステロイド薬と授乳との関係
CASE 3 関節リウマチ治療薬
原疾患のコントロールと妊娠との両立を支援する
9 てんかん
CASE 1 抗てんかん薬服用中の妊娠
CASE 2 自己判断での服薬中止
CASE 3 抗てんかん薬の母乳移行
思春期・妊娠前からのかかわりで意識づけを
10 精神疾患
CASE 1 向精神薬の胎児への影響
CASE 2 うつ病の症状コントロールと胎児・新生児への影響
CASE 3 産後うつ病治療の母乳への影響
よき理解者,よき相談相手になろう
11 嗜好品・サプリメント
CASE 1 タバコ
CASE 2 カフェイン
CASE 3 アルコール
嗜好品とのつき合い方は,その人の生活習慣も考えながら
CASE 4 栄養補助としてのサプリメント
CASE 5 美容目的でのサプリメント
現代の食生活とサプリメントは切り離せない
12 ワクチン
CASE 1 妊娠中のワクチン接種-麻疹ワクチン
CASE 2 インフルエンザワクチン
CASE 3 産後のワクチン接種
妊娠・産褥期に関係するワクチンについて知ろう
おわりに
索引
PLUS 1
・いつまでなら飲める?妊娠時期と薬とのフクザツな関係
・市販薬って?-市販薬の注意点
・高血圧の薬はたくさんあって…
・塗り方次第で効き目も変わる!?
・喘息治療薬の種類は?
・甲状腺疾患と薬
・リウマチの治療に使用される薬
・抗てんかん薬の歴史をたどる
・精神疾患に使用する薬-睡眠薬・抗精神病薬
・たかが食品,されど食品-妊娠中のサプリメント使用を考える
・ワクチンのキホン