書名 |
ナースのための微生物学 (第6版) |
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筆頭著者 |
水口康雄・他著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-525-51717-5 |
発行年 |
2017年2月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 214頁 |
分類 |
基礎看護/基礎看護学/教科書 |
価格 |
定価3,080円(本体2,800円 税10%) |
感染症とその対策の理解のために必要な基礎知識を学ぶための良書.今回の改訂版では好評だった第5版の内容をブラッシュアップした.看護学生にとって,無駄なく重要なポイントを学びとることができる.また今まで同様,国家試験に出題されたキーワードを示しており自学自習にも役立つ一冊となっている.
第 1 章 微生物学への入門
1.看護における微生物学の重要性
2.微生物学の歴史
3.感染症の現状
第 2 章 微生物学 総論 —微生物とはどのような生物か—
1.細菌とはどのような生物か
2.真菌と原虫はどのような生物か
3.ウイルスとはどのような生物か
第 3 章 免 疫 —異物に対する生体の反応—
1.はじめに
2.免疫現象の特徴
3.抗 原 —免疫原—
4.免疫系と免疫応答
5.抗体によって担われる免疫現象 —液性免疫—
6.活性化されたT細胞によって担われる免疫現象 —細胞性免疫—
7.免疫反応が生体に不利に働く場合
8.免疫不全症候群
第 4 章 感 染 —微生物と生体とのかかわり—
1.人間の生活と微生物
2.感染とはなにか
3.微生物の伝播様式
4.宿主—寄生体関係
5.微生物の病原因子と生体防御
6.非特異的防御と特異的防御の連関
第 5 章 感染症の診断法
1.病原体の分離・検出・同定法
2.遺伝学的診断法 —核酸の検出法—
3.免疫学的診断法
第 6 章 感染症の予防とコントロール
1.感染症の公衆衛生学的対策
2.病原体のコントロール —滅菌と消毒の基礎と応用—
3.感染症のコントロール —化学療法と免疫療法—
第 7 章 細菌学 各論 —主な病原細菌と細菌感染症—
1.グラム陽性球菌群
2.グラム陰性好気性桿菌および球菌群
3.グラム陰性通性嫌気性桿菌群
4.グラム陰性嫌気性桿菌および球菌群
5.グラム陽性有芽胞桿菌群
6.グラム陽性無芽胞桿菌群
7.らせん菌群
8.スピロヘータ群
9.コリネバクテリウム,マイコバクテリウム,その他のグラム陽性桿菌
10.マイコプラズマ群
11.リケッチア
12.クラミジア
第 8 章 ウイルス学 各論 —主なウイルスとウイルス感染症—
1.ポックスウイルス科
2.ヘルペスウイルス科
3.アデノウイルス科
4.パピローマウイルス科
5.ポリオーマウイルス科
6.パルボウイルス科
7.オルトミクソウイルス科
8.パラミクソウイルス科
9.トガウイルス科
10.フラビウイルス科
11.ピコルナウイルス科
12.レオウイルス科
13.ラブドウイルス科
14.フィロウイルス科
15.コロナウイルス科
16.アレナウイルス科
17.ブニヤウイルス科
18.レトロウイルス科
19.カリシウイルス科
20.アストロウイルス科
21.肝炎ウイルスとウイルス肝炎
22.プリオンとプリオン病
23.腫瘍ウイルスと腫瘍
第 9 章 真菌学 各論 —主な病原真菌と真菌症—
1.皮膚真菌症の原因菌
2.深部真菌症の原因菌
3.真菌中毒症の原因菌
第 10 章 原虫学 各論 —主な原虫と原虫疾患—
1.マラリア原虫
2.トキソプラズマ ゴンディイ
3.クリプトスポリジウム パルブム
4.トリパノゾーマ属
5.リーシュマニア属
6.赤痢アメーバ
7.自由生活をいとなむ病原性アメーバ
8.腟トリコモナス
9.ランブル鞭毛虫
10.大腸バランチジウム
第 11 章 ベッドサイドにおける微生物学
1.院内感染(医療関連感染)とは
2.院内感染を起こしやすい微生物
3.医療行為と感染
4.院内感染予防対策