書名 |
処置時の鎮静・鎮痛ガイド |
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筆頭著者 |
乗井達守・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-02830-1 |
発行年 |
2016年11月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 256頁 |
分類 |
臨床医学系/救急医学 |
価格 |
定価4,400円(本体4,000円 税10%) |
縫合・除細動・内視鏡の挿入など、一般的な処置の際に、患者の痛みや不安を軽減する鎮静や鎮痛について、入門的に解説したガイドブック。基本的な考え方から薬剤の使い分け、場面別での方法やケーススタディも収録。非麻酔科医でも安全にできる、鎮静・鎮痛の世界的スタンダード。付録には、鎮静・鎮痛施行の際に必要な各種チェックリスト、同意書のひな形などを掲載し、またPDF形式でのダウンロード配信も行っている。
Part 1 序論
(1)処置時の鎮静および鎮痛とは
(2)ガイドライン
(3)PSAをめぐる歴史と研究
Part 2 処置前の評価と準備
(1)体系だった問診・身体診察
(2)気道の評価
(3)ASA分類
(4)準備するもの
(5)前酸素化のメリット/デメリット
Part 3 モニタリング
(1)モニタリングの必要性と注意点
(2)モニタリング各論
(3)モニタリングのTips
Part 4 薬剤の特徴と使い分け
(1)PSAに使う薬剤:総論
(2)鎮静薬
(3)鎮痛薬
(4)ケタミン
(5)拮抗薬・補助薬・薬物以外
Part 5 処置後のケア
(1)処置後の経過観察
(2)帰宅基準
(3)帰宅時の指導
Part 6 合併症対策
(1)主な合併症の種類と頻度
(2)基本は常にABCD
(3)合併症から何を学ぶのか
(4)局所麻酔薬中毒
Part 7 状況別の鎮静・鎮痛
(1)救急外来
(2)CT/MRI撮影時
(3)上下部消化管内視鏡
(4)気管支鏡
(5)歯科・口腔外科
Part 8 小児と高齢者について
(1)小児における注意点
(2)高齢者における注意点
Part 9 ケーススタディ
(1)骨折整復の患者
(2)除細動の症例
(3)縫合を必要とする小児
(4)小児のMRI
(5)内視鏡
(6)歯科・口腔外科患者
(7)合併症:モニタリング・蘇生の失敗
(8)合併症:拮抗薬の不適切な使用
Part 10 トレーニング乗井達守
有害事象は必ず発生する/なぜシミュレーションコースが必要なのか/米国におけるトレーニングコース/日本の現状/シミュレーションにおける工夫/[Q&A] 看護師や技師など(医師以外)が受けられるコースはないのでしょうか?
付録
1.鎮静時のチェックリスト
2.セデーションタイムアウト時のチェックリスト
3.直前チェックのための参考資料
4.鎮静薬(・鎮痛薬)使用同意書
5.小児の鎮静前後の評価に用いるチェックシートの例
6.小児の鎮静後に家族への説明・指導に用いる文書の例
7.「MRI検査時の鎮静に関する共同提言」の早見表
索引