書名 |
消化器研修ノート (改訂第2版) |
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筆頭著者 |
中島 淳・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7878-2135-5 |
発行年 |
2016年6月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 708頁 |
分類 |
臨床医学系/消化器内科 |
価格 |
定価8,580円(本体7,800円 税10%) |
消化器内科後期研修で必要となる知識・手技の要点をまとめた一冊.内視鏡検査の項を詳述し,医師の心構えや将来展望,患者との接し方も盛り込み,全面改訂を行った.
第1章 消化器研修でのアドバイス
A これから消化器科医になる人へ
B 研修の概要
C 勉強の仕方
D 医療現場でのコミュニケーション
第2章 診療の進め方
1.医療面接
2.身体診察
第3章 症候からのアプローチ(救急を含む)
1.食思不振 2.体重減少 3.胸やけ 4.腹痛 5.悪心・嘔吐 6.嚥下障害 7.便秘 8.下痢 9.脱水 10.吐血 11.下血 12.貧血 13.原因不明の消化管出血(OGIB) 14.腹部膨満・腹部膨隆 15.腹水 16.腹部腫瘤 17.肝脾腫 18.黄疸
第4章 研修で学ぶべき知識と技術
A 検査・治療手技
1.血液検査(末梢血検査),肝機能検査 2.免疫学的検査(肝胆膵に関するもの)
3.肝炎ウイルスマーカー 4.膵酵素,インヒビター
5.腫瘍マーカー,腫瘍関連マーカー 6.便潜血検査,便培養検査 7.Helicobacter pylori─感染診断・除菌─
8.肛門・直腸指診 9.胃管,イレウスチューブ挿入
10.Sengstaken-Blakemore(S-B)チューブによる止血
11.食道内圧検査,24時間食道・胃pHモニタリング
12.血球成分除去療法
13.検体の出し方
14.肝生検(経皮的・頸静脈的),腹腔鏡検査
15.非侵襲的な肝線維化評価法
16.腹水穿刺 17.経皮的ドレナージ(胆道・膿瘍・囊胞)
18.肝癌局所療法(RFA,PEIT) 19.肝動脈塞栓療法 / 肝動注化学療法
20.バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)
21.血漿交換と血液浄化療法 22.肝移植 B 内視鏡検査
1.内視鏡検査─上部消化管 2.内視鏡検査─下部内視鏡 3.小腸・バルーン内視鏡
4.ERCP 5.色素内視鏡・画像強調観察 6.超音波内視鏡─診断 7.超音波内視鏡─FNA・インターベンション
8.カプセル内視鏡
9.内視鏡的止血術
10.食道静脈瘤治療法(硬化療法,結紮術,APC) 11.消化管異物除去(食道・胃・直腸) 12.内視鏡的ポリープ摘除術・粘膜切除術(EMR)
13.内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)
14.腹腔鏡・内視鏡合同胃局所切除術 15.内視鏡的胆道ドレナージ・胆管ステント留置術
16.内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST),内視鏡的乳頭バルーン拡張術(EPBD・EPLBD) 17.経口胆道鏡・経口膵管鏡 18.経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)
19.内視鏡的バルーン拡張術
20.内視鏡的消化管ステント留置術
21.抗血栓薬服用者のマネジメント
22.内視鏡処置における鎮静薬
C その他の画像検査
1.X線検査─上部消化管・小腸
2.X線検査─下部消化管(CTコロノグラフィ) 3.腹部超音波(エコー)検査 西 4.腹部CT検査
5.MRI
6.MRCP
7.腹部血管造影検査
8.シンチグラフィ,PET
D 栄養・輸液
1.栄養サポート 2.経腸栄養 3.高カロリー輸液・中心静脈栄養
第5章 消化管疾患の診療
A 上部消化管
1.GERD・NERD・食道炎 2.Barrett食道と潰瘍 3.食道裂孔ヘルニア 4.食道・胃静脈瘤 5.アカラシア 6.食道良性腫瘍
7.食道穿孔(Boerhaave症候群) 8.胃炎
9.胃・十二指腸潰瘍・吻合部潰瘍
10.胃良性腫瘍
11.蛋白漏出性胃腸症・吸収不良症候群
12.胃切除後症候群
13.Mallory-Weiss症候群
14.functional dyspepsia(FD)
15.消化管の血管性病変,消化管angiectasia
16.好酸球性胃腸炎
B 下部消化管
第6章 肝胆膵疾患の診療
A 肝臓
B 胆道・膵臓
第7章 悪性疾患の診療(がん・その他の悪性腫瘍)
第8章 知っておくべき知識と制度
第9章 医療文書の書き方