書名 |
上肢臨床症候の診かた・考え方 |
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筆頭著者 |
玉井和哉・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-525-32181-9 |
発行年 |
2016年6月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 279頁 |
分類 |
臨床医学系/整形外科学 |
価格 |
定価7,480円(本体6,800円 税10%) |
画像検査に頼りがちになってしまう昨今,あらためて診察室で行う問診や診察の重要性,身体所見の取り方などを再整理した上肢疾患を診るための実践書.「下肢臨床症候の診かた・考え方」の体裁を踏襲した姉妹本である.本書では診察室で行える上肢の超音波像の見かたを新設した.
Ⅰ編 肩関節・上腕部
第1章 肩関節・上腕部の解剖とバイオメカニクス
解剖と機能
第2章 肩関節・上腕部の臨床診断総論
小児の診かた
思春期・成人の診かた
中・高齢者の診かた
超音波像の見かた
第3章 肩関節・上腕部の臨床診断各論
●小児期
1.Sprengel変形
2.リトルリーグ肩
3.上腕骨近位骨端離開
●思春期・青年期(スポーツ障害・外傷含む)
1.外傷性肩関節脱臼(初回)
2.反復性肩関節脱臼
3.上方関節唇損傷
4.動揺肩
5.関節唇損傷
6.上腕二頭筋長頭腱断裂
7.肩峰下インピンジメント症候群
8.胸郭出口症候群
9.腋窩神経障害
10.肩鎖関節脱臼
●中・高齢期
1.腱板断裂(小〜中断裂)
2.腱板断裂(大〜広範囲断裂)
3.石灰性腱炎
4.変形性肩関節症
5.関節リウマチ
6.肩関節拘縮
7.上腕骨近位端骨折
Ⅱ編 肘関節・前腕部
第1章 肘関節・前腕部の解剖とバイオメカニクス
解剖と機能
第2章 肘関節・前腕部の臨床診断総論
小児の診かた
思春期・成人の診かた
中・高齢者の診かた
超音波像の見かた
第3章 肘関節・前腕部の臨床診断各論
●小児期
1.肘内障
2.肘周辺骨折,Monteggia脱臼骨折
3.前腕骨塑性変形
4.内反肘
●思春期・青年期(スポーツ障害・外傷含む)
1.肘頭骨端離開,肘頭疲労骨折
2.リトルリーグ肘
3.離断性骨軟骨炎
4.内側側副靱帯機能不全
5.外傷性肘関節脱臼,靱帯損傷
6. 後外側回旋不安定症
7.スポーツによる尺骨神経障害
8.滑膜ひだ障害
9.関節リウマチ
●中・高齢期
1.変形性肘関節症
2.上腕骨外側上顆炎
3.上腕二頭筋遠位部腱断裂
4.特発性前骨間神経麻痺,特発性後骨間神経麻痺
5.肘部管症候群
Ⅲ編 手関節・手部
第1章 手関節・手部の解剖とバイオメカニクス
解剖と機能
第2章 手関節・手部の臨床診断総論
小児の診かた
思春期・成人の診かた
中・高齢者の診かた
超音波像の見かた
第3章 手関節・手部の臨床診断各論
●小児期
1.合指症
2.(母指)多指症
3.先天性絞扼輪症候群
4.母指形成不全
5.先天性握り母指症
●思春期・青年期(スポーツ障害・外傷含む)
1.三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷
2.手指骨折
3.舟状骨骨折
4.有鉤骨鉤突起骨折
5.月状骨(周囲)脱臼
●中・高齢期
1.手根管症候群
2.尺骨神経管症候群(Guyon管症候群)
3.de Quervain病,ばね指
4.母指CM関節症
5.Kienbock病
6.Preiser病
7.手根不安定症
8.ボタン穴変形,スワンネック変形
9.指屈筋腱損傷
10.指伸筋腱損傷
11.指屈筋腱・伸筋腱皮下断裂
12.指屈筋腱化膿性腱鞘炎
13.手指の循環障害
14.Dupuytren拘縮
15.Heberden結節
16.Bouchard結節
17.ガングリオン
18.グロムス腫瘍
19.腱鞘巨細胞腫
20.内軟骨腫