書名 |
超音波検査士認定試験対策にも使える! これでOK!血管エコー報告書の書き方 |
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筆頭著者 |
濱口浩敏・他編著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7653-1679-8 |
発行年 |
2016年5月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 186頁 |
分類 |
臨床医学系/画像診断 |
価格 |
定価4,950円(本体4,500円 税10%) |
NG例とOK例の対比で、どこがポイントなのかよくわかる!
認定試験の疾患コードに合わせた厳選41症例の報告書を収録
血管エコーはその簡便性、無侵襲性から今まさに脚光を浴びている領域です。その対象となる部位は、頭蓋から下肢まで、全身をカバーするため、エコーの撮り方のみならず、その検査報告書の書き方も簡単ではありません。本書では、血管エコー領域における超音波検査報告書の書き方について解説していますが、以下の特色があります。
・報告書の様式は各施設で異なっているため、超音波検査士認定試験で使用される抄録をベースにしました。日々の業務に役立つうえに認定試験対策としても使えます!
・認定試験の疾患コードに合わせて、代表的な疾患を中心に41症例の報告書を、以下の構成で掲載しています。
1頁目:所見~考察頁のNG例。よくある間違い、注意すべきポイントを吹き出しでコメントを入れています。
2頁目:所見~考察頁のOK例。
3頁目:写真~スケッチ頁のOK例。注意すべきポイントを吹き出しでコメントを入れています。
4頁目:レポート作成時に注意すべきポイントや、保存しておきたい画像について解説しています。
付録:同じ症例の施設レポートを掲載しています。認定試験の際には、施設のレポートを元に抄録を作成することになります。どのように施設レポートから抄録を作成したのか参考にしてください。
動画:本書の特設ウェブサイトにて、レポート作成で使用した動画、レポート作成にあたり保存しておきたい動画を公開しています。静止画を取り出す参考にもなるので、ぜひご覧ください。
・付録には、レポート作成に参考となる疾患分類・表を掲載しました。
・本文巻末には、索引としても使える血管エコーの用語集を掲載しています。レポート作成の際、ぜひご活用ください。
総 論
血管エコーサマリー記載の注意点
動画から静止画を切り出す時のポイント
シェーマの書き方
G-1 頸動脈
1 内頸動脈狭窄症
2 内頸動脈閉塞症
3 頸動脈プラーク
4 椎骨動脈狭窄症
5 頸動脈内膜剥離術後
6 頸動脈ステント留置術後
7 頸動脈解離
8 高安動脈炎
G-2 大動脈
1 胸部大動脈瘤
2 胸部大動脈解離
3 腹部大動脈瘤(紡錘状)
4 腹部大動脈瘤(嚢状)
5 炎症性腹部大動脈瘤
6 腹部大動脈解離
7 腹部大動脈瘤(ステントグラフト留置後)
8 腹部大動脈瘤(ステントグラフト留置後エンドリークtypeⅡ)
G-3 四肢動脈
1 総腸骨動脈閉塞
2 浅大腿動脈閉塞
3 下腿三分枝病変
4 血管内ステント留置後バイパス術後
5 Leriche症候群
6 仮性動脈瘤
7 下肢動静脈瘻
G-4 四肢静脈
1 深部静脈血栓症(骨盤内)
2 深部静脈血栓症(大腿)
3 深部静脈血栓症(下腿)
4 下肢静脈瘤
5 下肢静脈瘤(穿通枝)
6 血栓性静脈炎
7 血栓後症候群
G-5 腎動脈
1 腎動脈狭窄症
2 腎動脈びまん性狭窄
3 線維筋性異形成
4 腎動脈瘤
5 腎実質性障害
G-6 その他
1 鎖骨下動脈盗血現象
2 巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)
3 Baker's cyst
4 シャント不全
5 ナットクラッカー現象
6 浮腫
血管エコー用語集&索引
別冊付録 施設レポート集/レポート作成に有用な分類・表