書名 |
わかりやすい 臨床中医診断学 (第2版) |
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筆頭著者 |
王 財源・著(関西医療大学保健医療学部教授) |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-263-24069-4 |
発行年 |
2016年6月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 234頁 |
分類 |
臨床医学系/その他/統合医療(東洋医学他) |
価格 |
定価7,040円(本体6,400円 税10%) |
●鍼灸や漢方を用いる臨床諸家に,中医学的な病態把握の方法とそこから導き出される症状や反応,具体的な治療法をわかりやすく解説.
●今改訂では新たに「弁証学」を加え,巻末に「ピラミッド弁証法」と専用の弁証シートを追加し,初心者から実際の診断ができるよう工夫した.
【基礎概論】
体の情報を知る診断方法
東洋医学とは生活方法
体表面から体内をみる東洋医学
部分が全体に,全体が部分に集約される東洋医学
中国古代の自然哲学―陰陽学説
「治病求本」のための診断学
「四診合参」は診断学の基本
【診断学の基礎】
内的な変化は外的なものとして現れる―人体のなかの五蔵六府
外部との通路である「五識」
痛みとは異常を伝える「体からのSOS」
弁証でなにがわかるか
急則治標,緩則治本という考え方
異病同治,同病異治という考え方
症候,体質,病態から割り出す鍼灸・漢方治療の指針―証について
現代人の心のすき間を狙う鬱証とはどういうものか
【病因論】
病を引き起こす原因を追及する「病因論」
外部から疾患を誘発させる外感六淫
内部から疾患を誘発させる内傷七情
内生五邪
【弁証学】
八綱弁証―疾病の綱領を知る
気血津液弁証―体内のエネルギー
蔵府弁証―四肢百骸を栄養する工場
経絡弁証―生体内外の情報伝達路
【診断学各論】
望診
聞診
問診
切診
<誰にでもできるピラミッド弁証法>
<資料―各疾患の鑑別法>