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書名

臨床漢方小児科学

筆頭著者

西村 甲・著

出版社名

南山堂

ISBNコード

ISBN978-4-525-47481-2

発行年

2016年4月

判型 / 頁数

B5判 / 255頁

分類

臨床医学系/その他/統合医療(東洋医学他)

価格

定価4,180円(本体3,800円 税10%)

内容

漢方治療の実際を“小児”に特化して解説した実践書兼参考書.漢方の知識がなくても,著者オリジナルのフローチャートにより,患児の様子や症状,所見などから適切な漢方薬を選択することができる実践的な面と,小児の解剖学的・生理学的特徴を踏まえた,漢方医学の理論が学べる参考書の面も持ち合わせた.日常診療で役立つ小児科医必携の一冊.

目次

第一部 フローチャートによる疾患・症候別漢方処方
1.感冒,気管支炎,肺炎
2.気管支喘息
3.中耳炎,副鼻腔炎
4.発疹性感染症
5.起立性調節障害
6.心不全,不整脈
7.貧血,易出血
8.川崎病
9.肝 炎
10.ネフローゼ症候群,慢性腎炎
11.夜尿症
12.思春期早発症
13.糖尿病
14.肥満症
15.胃腸炎
16.過敏性腸症候群
17.機能性便秘
18.虫垂炎
19.鼠径ヘルニア
20.痔 瘻
21.脱 肛
22.悪性腫瘍
23.周術期
24.癤,癰
25.アトピー性皮膚炎
26.尋常性疣贅,伝染性軟属腫
27.アレルギー性鼻炎
28.若年性関節リウマチ
29.機能性頭痛
30.てんかん
31.チック
32.睡眠障害

第二部 小児における漢方医学の基本
Ⅰ 小児漢方を理解するために
1.緒 論
2.古典に立脚した原論的理解
3.現代西洋医学を結合させた折衷的理解
Ⅱ 漢方医学概説
1.漢方医学の特徴
2.漢方基礎理論
3.漢方生理学
4.漢方病態病理学
5.漢方病因学
6.漢方診断学
7.漢方治療学総論
Ⅲ 漢方小児科学
1.小児の一般特徴
2.漢方医学古典における小児期の認識
3.小児漢方発育発達学
4.小児漢方生理学
5.漢方発生学
6.小児漢方病態学
7.小児漢方病因学
8.小児漢方診断学
9.小児漢方治療学総論
Ⅳ 漢方医学の歴史
1.中国伝統医学史
2.漢方医学史
3.小児科分野における中国伝統医学史・漢方医学史

第三部 漢方方剤における重要知識の整理
Ⅰ 漢方方剤概説(148種エキス剤)
付録① 基本生薬による漢方方剤分類
付録② 表裏・寒熱に基づく漢方方剤分類