書名 |
加齢黄斑変性 (第2版) |
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筆頭著者 |
吉村長久・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-02448-8 |
発行年 |
2016年3月 |
判型 / 頁数 |
A4判 / 352頁 |
分類 |
臨床医学系/眼科学 |
価格 |
定価19,800円(本体18,000円 税10%) |
加齢黄斑変性の基礎から臨床までを網羅した好評書籍の改訂第2版。初版発行以降、基礎研究の著しい進展、OCTをはじめとした画像検査の急速な進歩、新規抗VEGF薬の臨床導入などにより、加齢黄斑変性の病態理解や診療に生じた大きな変化を余すところなく収載。重要な臨床試験の詳細解説や症例検討なども拡充し、全面改訂の圧巻の情報量。「日本人の加齢黄斑変性」の本質に迫る、待望の成書。
第2版の序
初版の序
略語一覧
第1章 基礎知識
I 黄斑部
II 加齢黄斑変性の基本用語
III 加齢黄斑変性の疾患概念と分類
IV 加齢黄斑変性に特徴的な病変
V 加齢黄斑変性と遺伝子
VI 脈絡膜新生血管の定義と発症機序
VII 加齢黄斑変性の疫学
第2章 検査と診察
I 眼底所見のとり方と検査の進め方
II 蛍光眼底造影検査
III OCT検査
IV 眼底自発蛍光検査
V 微小視野検査
VI 視力検査
VII 遺伝子検査
第3章 加齢黄斑変性のサブタイプ
I 滲出型加齢黄斑変性
II 萎縮型加齢黄斑変性
III Pachychoroid neovasculopathy
第4章 鑑別を要する疾患
I 特発性脈絡膜新生血管
II 近視性脈絡膜新生血管
III 中心性漿液性脈絡網膜症
IV 網膜色素線条
V 特発性傍中心窩毛細血管拡張症
VI 網膜静脈分枝閉塞症
VII 網膜細動脈瘤
VIII 点状脈絡膜内層症
IX 成人発症卵黄状黄斑ジストロフィ
第5章 臨床試験
I Macular Photocoagulation Study(MPS)
II 光線力学療法導入臨床試験
III ペガプタニブ導入臨床試験(VISION試験)
IV ラニビズマブ導入試験と現在までの経過
V ラニビズマブとベバシズマブの比較検討試験
VI アフリベルセプト導入試験
VII サプリメントの有効性(AREDSとAREDS 2)
VIII ラニビズマブとベルテポルフィンPDTの併用治療に関する臨床試験
IX 網膜色素上皮剥離の治療
第6章 治療の実際
I 光凝固術
II 光線力学療法
III 抗VEGF薬
IV 併用療法
V 抗VEGF薬治療の適応と効果予測
VI ロービジョンケア
VII 医療経済的側面
第7章 症例検討
PCV 治療抵抗症例
PCV 自然経過症例
PCV 抗VEGF薬硝子体注射著効例
PCV 50回以上硝子体注射を投与し,良好な視力を維持している症例
PCV 硝子体手術を施行した3症例
PCV ラニビズマブからアフリベルセプトに切り替えてポリープが消失した症例
両眼PCV 10年間の経過
AMD 治療抵抗例
ドルーゼンからAMDを発症し,治療後RPE tearを起こした症例
AMDかCSCか迷う症例
修飾されたCSC
CSC レーザー治療後にGAとCNVを発症した症例
RAP 硝子体注射単独治療を行い,視力を維持した症例と低下した症例
serous PED 変化のない症例と消失した症例
Drusenoid PEDがGAになった症例
ドルーゼンが消退した症例
Reticular pseudodrusenが増加した症例,AO-SLO所見
Reticular pseudodrusenで脈絡膜の薄い症例
萎縮型AMD
索引