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書名

呼吸器の薬の考え方,使い方 ver.2

筆頭著者

倉原 優・著

出版社名

中外医学社

ISBNコード

ISBN978-4-498-13015-9

発行年

2016年4月

判型 / 頁数

A5判 / 454頁

分類

臨床医学系/呼吸器内科

価格

定価5,720円(本体5,200円 税10%)

内容

吸入薬,去痰薬,鎮咳薬,禁煙補助薬,抗結核薬,分子標的薬等々,呼吸器科で用いる薬の必要知識をまとめた好評書が最新情報をアップデートした充実の改訂版として再登場.

目次

目次


I.対症療法?呼吸器科医として止めたい症状?

はじめに─患者さんの「今すぐ何とかして!」にどう応えるべきか

1.呼吸困難感に対するオピオイド?使いたいけど使いにくい?
 1.オピオイドはがん性疼痛にしか使えない?
 2.呼吸困難感に対するオピオイド
  ・モルヒネ塩酸塩
  ・モルヒネ塩酸塩内用液剤(オプソ?)
2.止血剤?痰に血が混じったら?
 1.血痰と喀血の違い
 2.血痰や喀血を診たら
 3.気管支鏡前の抗血栓薬
 4.止血剤を使う呼吸器科医のスタンス
 5.止血剤?
  ・カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物(アドナ? など)
  ・アドレノクロムモノアミノグアニジンメシル酸塩水和物(S・アドクノン? など)
  ・トラネキサム酸(トランサミン? など)
 6.止血剤?
  ・ヘモコアグラーゼ(レプチラーゼ?)
3.去痰薬?あまりにも多すぎる選択肢?
 1.去痰薬の作用機序
 2.最低限覚えておきたい去痰薬
 3.気道分泌促進薬
  ・ブロムヘキシン塩酸塩(ビソルボン? など)
 4.気道粘膜潤滑薬
  ・アンブロキソール塩酸塩(ムコソルバン? など)
  ・アンブロキソール塩酸塩徐放剤(ムコソルバンL? など)
 5.分泌細胞正常化薬,気道粘液修復薬
  ・カルボシステイン(ムコダイン? など)
  ・フドステイン(スペリア? など)
 6.気道粘液溶解薬?
  ・アセチルシステイン(ムコフィリン?)
  ・エチルシステイン塩酸塩(チスタニン?)
  ・メチルシステイン塩酸塩(ペクタイト? など)
 7.気道粘液溶解薬?
  ・プロナーゼ(エンピナース・P?)
  ・リゾチーム塩酸塩(ノイチーム? など)
 8.界面活性剤
  ・チロキサポール(アレベール?)
 9.植物成分
  ・セネガ(セネガ? など)
  ・桜皮エキス(ブロチン?)
  ・キョウニンエキス(キョウニン? など)
4.鎮咳薬?「とにかく咳を止めてください!」と言われたら?
 1.どの鎮咳薬が最も力価が高いのか
 2.中枢性麻薬性鎮咳薬
  ・コデインリン酸塩水和物(コデインリン酸塩?)
  ・ジヒドロコデインリン酸塩(ジヒドロコデインリン酸塩?)
  ・オキシメテバノール(メテバニール?)
 3.中枢性非麻薬性鎮咳薬?
  ・デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(メジコン? など)
 4.中枢性非麻薬性鎮咳薬?
  ・ジメモルファンリン酸塩(アストミン? など)
 5.中枢性非麻薬性鎮咳薬?
  ・チペピジンヒベンズ酸塩(アスベリン?)
 6.中枢性非麻薬性鎮咳薬?
  ・エプラジノン塩酸塩(レスプレン?)
 7.中枢性非麻薬性鎮咳薬?
  ・ペントキシベリンクエン酸塩(トクレス? など)
 8.中枢性非麻薬性鎮咳薬?
  ・クロペラスチン(フスタゾール?)
 9.中枢性非麻薬性鎮咳薬?
  ・ベンプロペリンリン酸塩(フラベリック?)
 10.中枢性非麻薬性鎮咳薬?
  ・クロフェダノール塩酸塩(コルドリン?)
 11.中枢性非麻薬性鎮咳薬?
  ・エフェドリン塩酸塩(塩酸エフェドリン? など)
  ・メチルエフェドリン塩酸塩(メチエフ? など)
  ・メトキシフェナミン塩酸塩(メトキシフェナミン塩酸塩?)
 12.中枢性非麻薬性鎮咳薬?
  ・ノスカピン(ノスカピン?)
 13.漢方薬?
  ・麦門冬湯エキス
 14.漢方薬?
  ・滋陰降火湯
5.鎮咳・去痰配合剤?一石二鳥の配合剤?

II.禁煙補助薬?薬でたばこはやめられるか??

III.閉塞性肺疾患治療薬?アドヒアランスがキーポイント?

IV.肺高血圧症治療薬?使いこなしたい循環器系薬剤?

V.抗結核薬?アンコモンではない結核に備えよう?

VI.抗線維化薬?肺の線維化を食い止めたい?

VII.分子標的薬?新時代の肺がん治療?

VIII.含嗽薬・トローチ?浅いようで深い,うがいの世界?

IX.その他?脇役だけど大事な薬?


事項索引
薬剤名索引
装丁  谷川 幸