書名 |
小児緩和ケアガイド |
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筆頭著者 |
大阪府立母子保健総合医療センター QOLサポートチーム・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-02449-5 |
発行年 |
2015年12月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 152頁 |
分類 |
医学一般/その他 |
価格 |
定価4,180円(本体3,800円 税10%) |
日本初の小児緩和ケアガイド誕生!「緩和=ターミナル」と思われがちだが、痛みや苦しさを取り除き、快適な療養生活をもたらす姿勢こそが本書の原点。小児専門病院の医師・看護師・薬剤師・臨床心理士・MSW・ホスピタルプレイ士が職種の壁を超えて執筆した本書は、小児の日常診療にいかせるエッセンスが満載。小児にかかわるすべての医療者におすすめの1冊。「フェイススケール/オピオイドの力価換算表」のポケットカード付。
第1章 コミュニケーション
I 子どもとのコミュニケーション-子どもの思いや理解力を尊重した説明
II 治療が困難な状況などでのコミュニケーション
III 医療者のコミュニケーション・スキルと留意点
第2章 家族へのケア
I 家族を理解する
II 子どもの発達段階別にみた家族ケアのポイント
III 看取り期の家族ケア
IV 子どもを亡くした家族への配慮
V 小児緩和ケアにおけるきょうだい支援
第3章 疼痛の緩和
I 痛みのアセスメント
II 痛みのマネジメント-薬物療法を中心に
第4章 疼痛以外の身体症状の緩和
I 嘔気・嘔吐(nausea and vomiting)
II 下痢(diarrhea)
III 便秘(constipation)
IV 倦怠感・虚弱(fatigue and weakness)
V 食欲不振・体重減少(anorexia and weight loss)
VI 呼吸困難・息切れ(dyspnea・breathlessness)
VII 死前喘鳴(death rattle)・気管分泌物過多(excess respiratory tract secretions)
第5章 精神症状の緩和
I 不安(anxiety)
II せん妄と興奮状態(delirium and agitation)
III うつ症状(depression)
IV 薬物誘発性運動障害(medication-induced movement disorders)
第6章 子どものこころのケア
I 病気の子どもに対する精神的ケア
II 年齢による精神的問題の現れかたとその対応
III プレパレーション
第7章 在宅ケア
I はじめに
II 在宅ケアに対する支援制度
III 在宅ケアへの移行・退院支援の具体的な流れ
第8章 医療者のメンタルヘルス
I 医療者にみられるストレス反応
II ストレスへの対処
第9章 死が近づいたときにできること
I はじめに
II チェックリスト
付録
資料1 疼痛評価スケール 各種
資料2 自己申告による痛み評価ツール(1) VAS(visual analog scale)
資料3 自己申告による痛み評価ツール(2) フェイススケール
資料4 客観的な痛み評価ツール(1) FLACCスケール
資料5 客観的な痛み評価ツール(2) 当センター新生児棟で使用している疼痛評価ツール
資料6 労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト
ポケットカード モコニャンのフェイススケール/オピオイドの力価換算表
索引