書名 |
研究指導方法論 ―看護基礎・卒後・継続教育への適用 |
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筆頭著者 |
舟島なをみ・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-02203-3 |
発行年 |
2015年11月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 320頁 |
分類 |
基礎看護/基礎看護学/看護研究 |
価格 |
定価4,070円(本体3,700円 税10%) |
看護基礎教育、大学院での看護卒後教育、臨床での看護継続教育のそれぞれに求められる看護学研究の水準を示し、著者の豊富な経験をもとに指導の要所や研究指導の方法論の体系化を試みる。研究計画の立案やデータの収集・分析、論文執筆といった研究過程において研究者・指導者がつまずきやすい点に、実践的な指導のコツも伝授。研究助成の獲得や研究者倫理など、研究と研究指導に不可欠な要素もきめ細かくフォロー。
第I章 看護学研究の歴史
1 米国における看護学研究の歴史
2 日本における看護学研究の現状とその歴史的背景
第II章 看護基礎・卒後・継続教育と看護学研究
1 看護基礎教育と看護学研究
2 看護卒後教育と看護学研究
3 看護継続教育と看護学研究
第III章 研究計画の立案とその指導
1 研究計画立案準備とその指導
2 研究課題の決定とその指導
3 研究計画立案に向けた文献検討とその指導
4 研究計画立案に向けた文献検討と指導の実際
5 研究進行計画の立案とその指導
第IV章 データ収集・分析とその指導
1 面接法・観察法によるデータ収集と分析の指導
2 質問紙によるデータ収集と分析の指導
第V章 研究論文執筆とその支援
1 研究論文執筆に向けた支援
2 研究論文執筆支援反復の成果
第VI章 研究進行過程における研究者と指導者の相互行為
1 指導を受ける研究者の経験
2 論文作成過程における大学院生と教員の相互行為
3 研究指導の質を決定づける基準
4 論文作成過程を通して学生と教員が直面しやすい問題
5 ハラスメント防止に向けた研究者と指導者の相互行為の健全化
第VII章 研究助成の獲得とその適正使用への支援
1 研究助成申請への動機づけに向けた支援
2 研究助成申請書の執筆に向けた支援
3 研究助成獲得支援の実際
4 研究助成の適正使用と成果の還元に向けた支援
第VIII章 「研究者倫理」-その教育の模索
1 研究者の倫理的行動とその定義
2 研究者倫理に関わる教育とその内容
3 研究者倫理に関わる授業の構築
資料1 ICN看護師の倫理綱領(2012年版)
資料2 看護者の倫理綱領(日本看護協会)
資料3 看護研究のための倫理指針(国際看護師協会)
資料4 看護研究における倫理指針(日本看護協会)
資料5 声明 科学者の行動規範-改訂版(日本学術会議)
索引