書名 |
診療情報学 (第2版) |
---|---|
筆頭著者 |
日本診療情報管理学会・編 |
出版社名 |
|
ISBNコード |
ISBN978-4-260-02397-9 |
発行年 |
2015年9月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 488頁 |
分類 |
医学一般/病院管理学 |
価格 |
定価8,800円(本体8,000円 税10%) |
診療情報の適正な管理とその活用のための基盤の整備は、医療の質向上に必須の要素として、近年ますますその重要性が認識されている。本書は、日常業務における診療情報の意義、役割、記載方法などについて、日本診療情報管理学会が総力をあげてまとめた、この領域のバイブルとも言えるオフィシャルテキスト。新たな概念・制度、知識・技術を取り入れて、5年ぶりの改訂。
I.診療情報学総論
I-1 序論
I-2 医療における診療情報の意義と役割
I-3 診療情報管理と倫理
I-4 患者情報としての診療情報
I-5 医療機能と診療情報
I-6 医学研究のための診療情報
A.医学・医療の進歩と診療情報
B.死因分類と診療情報
C.病理診断と診療情報
D.診療情報とがん登録
I-7 診療ガイドラインと診療情報
I-8 医療における説明責任と診療情報
I-9 高度情報社会における診療情報
I-10 診療録の用字・用語の使い方
I-11 診療情報に関連した用語について
II.診療情報の価値を高めるためのシステムと評価(診療情報学と応用)
II-1 医療制度のなかの診療情報
II-2 分類体系と疾病・傷害登録
A.WHO国際統計分類
B.脳卒中
C.その他の疾病・傷害登録
II-3 IT化
A.電子カルテの普及と診療録への影響
II-4 医療の評価と診療情報
II-5 経営分析システム
II-6 DPC
II-7 診療情報と支払方法
III.診療記録の種類と記載法
III-1 診療録
A.様式第一号用紙
B.診療申込書
C.入院診療記録:POMR
D.説明と同意書
E.カンファレンス記録
F.手術記録
G.麻酔記録
H.処置記録
I.指示記録
J.対診記録
K.パス記録
L.検査記録・検査報告書
M.病理記録
N.要約書(サマリー)
O.退院療養計画書
P.その他の記録
Q.有害事象報告
R.救急記録
S.災害時の診療
T.緩和ケア
U.ターミナルケア
III-2 看護記録
III-3 リハビリテーションの診療記録
III-4 薬剤記録
III-5 栄養記録
III-6 院外における診療記録
A.地域連携における診療情報
B.在宅記録
C.救急記録(救急救命処置録,トリアージタグ)
III-7 医療事故調査に求められる診療情報による事後的検証能力
III-8 諸制度と実務-各種診断書・意見書
III-9 死亡診断書(死体検案書を含む)
巻末資料
1.世界医師会 患者の権利に関するリスボン宣言
2.世界医師会 ヘルシンキ宣言:人間を対象とする医学研究の倫理的原則
3-1.日本診療情報管理学会「利益相反(COI)マネージメントに関する指針」
3-2.日本診療情報管理学会「利益相反(COI)マネージメントに関する指針」の細則
4.日本診療情報管理学会「診療記録記載指針」
5.医療機関の医療機能に関する情報【病院】
6.医療機関の医療機能に関する情報【診療所】
7.医療機関の医療機能に関する情報【歯科診療所】
8.医療機関の医療機能に関する情報【助産所】
9.別表【病院・診療所・助産所用】
索引