書名 |
心因性非てんかん性発作へのアプローチ |
---|---|
原著者 |
Myers L |
筆頭著者 |
兼本浩祐・監訳 |
その他著者等 |
Lorna Myers 原著/谷口 豪 訳 |
出版社名 |
|
ISBNコード |
ISBN978-4-260-02197-5 |
発行年 |
2015年7月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 208頁 |
分類 |
臨床医学系/精神神経科学/精神医学 |
価格 |
定価3,740円(本体3,400円 税10%) |
PTSDといった心理的な要因によりてんかん様の発作を起こす「心因性非てんかん性発作(PNES)」は、てんかん臨床の現場で多数の患者がみられるにもかかわらず、いまだ不明な点も多い。米国で心理士としてPNESに向き合ってきた原著者が、その臨床症状と具体的な心理療法的アプローチについて患者向けにコンパクトにまとめたガイドを翻訳。本邦におけるてんかん臨床の第一人者である監訳者によるコラムも理解を助ける。
Chapter 1 心因性非てんかん性発作(PNES)とは何か?
Chapter 2 PNESの治療
Chapter 3 PNESにおける心的外傷の役割
Chapter 4 怒り:PNESの誘発因子
Chapter 5 不安をコントロールする
Chapter 6 うつの陰から抜け出る/ポジティブ心理学
Chapter 7 サプリメントと代替療法
Chapter 8 健康な頭は健康な身体を必要とする
Chapter 9 PNESとともに生きる
Chapter 10 最後にいくつか言っておきたいこと
おわりに
索引
columns
日本のPNESの疫学・診断について
日本で考えうるPNESへの精神医学的治療アプローチ(特に薬物治療)
幼少期の心的外傷からPNESを発症した症例
怒りが前面に出たPNESの症例
当初仮面うつ病と診断されたPNESの症例
日本で考えうるPNES患者へのリソース