書名 |
こころのメモ帳 |
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筆頭著者 |
河村 満・著(昭和大学医学部内科学講座神経内科学部門、昭和大学病院附属東病院院長) |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-88002-188-1 |
発行年 |
2015年5月 |
判型 / 頁数 |
B6変型判 / 128頁 |
分類 |
医学一般/その他 |
価格 |
定価1,980円(本体1,800円 税10%) |
「高次脳機能研究」編集委員長を長年務める著者が、神経内科医として日常診療や学会で感じたことを回想や医学史と共に書き綴った一冊。後輩医師へのエールを含む心温まる書。
第Ⅰ章 学会・病棟回診より
『失語症研究』から『高次脳機能研究』へ/セビリアより、京都学会を振り返って/Brown-Sequard症候群と斎藤茂吉/肢節運動失行/古書に学ぶ―Wilson“Aphasia”より/記憶障害のシンポジウム/病棟回診より/第二八回学術総会を終えて/時計描画試験と時計デザイン/聞かせどころはピアニッシモで/聞かせどころはフェルマータ付休止符?/後輩医師へのエール/ブエノス・アイレスより、この十年を振り返って
第Ⅱ章 つれづれなる日々
結婚披露宴でスピーチする/ふと立ち止まって…/失語症とコミュニケーション障害/脳科学と芸術、仕事と趣味/アナルトリーと発語失行/田邉敬貴先生を偲んで/マイノリティが握る真実/『日本高次脳機能障害学会』の柱/病院長としての務め/エディンバラ学会に向けて/論文の査読結果について/わかりやすい『病院の言葉』とは/“文字”認知の脳内機構/昭和大学神経内科学教室―研究の歩みと特徴/神経心理学の基本―症例研究の重要性/つれづれなるままに…/「加齢」のメリット・デメリット/古書に学ぶ―「失語症」コーナーより/PD、ALSと認知機能障害
第Ⅲ章 チームプレイ
本の監修・編集について/古書収集のきっかけ/恩師平山惠造先生と神経症候学/チームプレイ/東日本大震災/人生に必要なこと/チーム医療の重要性/神経内科医と精神科医/『こころの時間』学/失われた時を求めて/進行性失語/シャルコーとシャンパン/病院長、そして編集委員長として/漢字が書けない/聴覚性失認―歌が歌えない/高齢者てんかん/教授退任にあたって