書名 |
「なぜ」から導く循環器疾患のリハビリテーション ―急性期から在宅まで |
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筆頭著者 |
内 昌之・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-307-75043-1 |
発行年 |
2015年3月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 200頁 |
分類 |
リハビリテーション/理学療法 |
価格 |
定価4,950円(本体4,500円 税10%) |
職種の垣根を超えたチ-ム医療が進むなかで、循環器疾患のリハビリテ-ションでも、早い段階での療法士の積極的な参加が求められている。本書では「運動させるときになぜ○○○を知らなければならないのか」ということを常に意識した構成とし、病気の成り立ち、検査、治療、周術期管理、離床プログラム、監視型運動療法、患者教育、病棟内や在宅でのリハビリテ-ションについてわかりやすく解説。循環器疾患のリハビリテ-ションに苦手意識を持つ若手療法士に最適。
本書の使い方
■実践編
第1章 離床プログラム
A.離床の禁忌(安静を優先する場合)
B.離床開始基準、進行基準、運動機能評価
C.離床の目的と効果
第2章 病棟内リハビリテ-ションプログラム
A.プログラムの実際
B.日常生活動作
第3章 監視型運動療法
A.ウォ-ムミングアップとク-リングダウン
B.有酸素運動
C.レジスタンストレ-ニング
D.インタ-バルトレ-ニング
第4章 患者教育(心理を含む)
A.冠危険因子
B.心不全管理
C.心理
D.アドヒアランス向上の工夫
■検査・評価編
第5章 検査の解釈
A.心電図:不整脈(期外収縮)
B.心電図:不整脈(心房細動など)
C.心電図:虚血・梗塞
D.採血結果
E.心エコ-
F.胸部X線
G.胸部CT
H.シンチグラフィ
第6章 身体所見やバイタルサインのみかた
A.問診
B.聴診:心音
C.聴診:呼吸音
D.視診
E.触診
■知識・治療編
第7章 病気(循環器疾患)の成り立ち
A.動脈硬化
B.心不全
C.高血圧
D.虚血性心疾患
E.大動脈疾患
F.末梢動脈疾患
第8章 治療の理解
A.薬物療法
B.酸素療法、マスク式人工呼吸器
C.カテ-テル治療
D.バイパス手術
E.弁置換、弁形成
F.人工血管
G.デバイス治療(ペ-スメ-カ、植込み型除細動器付き心室再同期療法、植込み型除細動器など)
H.補助人工心臓
I.悪液質
J.経鼻栄養
K.栄養評価
L.栄養とリハビリテ-ション
第9章 管理運営
A.安全管理
B.感染予防対策
C.チ-ム作り
D.一次救命処置
E.二次救命処置
第10章 周術期管理
A.呼吸管理
B.せん妄管理
C.術後の炎症、侵襲
D.モニタ、ライン、ドレ-ン
■在宅・高齢者・小児編
第11章 在宅
A.評価内容
B.環境整備
C.実施のポイント
D.法律、資源、サ-ビス
E.患者同士の支え合い(サポ-トグル-プ)
第12章 高齢者の特徴と心臓管理
A.左室機能の低下(拡張能低下)
B.腎機能低下、貧血
C.frailty(身体機能、認知機能)
第13章 小児の特徴と心臓管理
A.先天性心疾患
B.小児の運動療法
C.家族教育
D.就学支援
付録
略語表
一般検査と基準値