書名 |
レジデントのための血液診療の鉄則 |
---|---|
筆頭著者 |
岡田 定・編著 |
その他著者等 |
樋口 敬和 著/森 慎一郎 著 |
出版社名 |
|
ISBNコード |
ISBN978-4-260-01966-8 |
発行年 |
2014年8月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 336頁 |
分類 |
臨床医学系/血液・造血器 |
価格 |
定価4,620円(本体4,200円 税10%) |
血液内科で頻度の高い疾患、緊急度の高い症候と疾患をとりあげ、症例ベースで思考過程と実践能力を養う書籍。血液専門研修医が真っ先におさえておくべき、診断・治療・患者管理に重要な“鉄則”をマスターできる。
序
I.病棟編
1 再生不良性貧血-まず重症度を評価しよう
2 自己免疫性溶血性貧血,発作性夜間ヘモグロビン尿症-溶血性貧血にも強くなろう
3 急性骨髄性白血病-AMLの診断と治療の肝を把握しよう
4 急性リンパ性白血病-小児と比べて成人のALLの予後は悪いけど…
5 慢性骨髄性白血病-診断はmajor BCR-ABLが決め手
6 骨髄異形成症候群-リスク分類に基づいて対応しよう
7 好酸球増加症候群/慢性好酸球性白血病
-好酸球が増加するのはアレルギーだけじゃない…
8 非Hodgkinリンパ腫-多彩な病型に惑わされない!
9 Hodgkinリンパ腫-病期診断が大切だ
10 成人T細胞白血病/リンパ腫-ユニークな腫瘍を理解しよう
11 多発性骨髄腫と関連疾患-新規薬剤の最新情報に注意!
12 特発性血小板減少性紫斑病-個々に応じたアプローチをしよう
13 血栓性微小血管障害-早期診断,早期治療を
14 造血器腫瘍の終末期医療-治癒的治療と同様に大切
15 輸血療法-なんでも輸血すればいいってものではない!
16 造血幹細胞移植-造血幹細胞移植の肝をおさえよう
17 他科からのコンサルテーション-聞かれて困ることってよくあるよね…
II.一般外来編
1 貧血-貧血の原因は何だろう
2 赤血球増加症-どう鑑別して治療する?
3 白血球増加症-白血球分画に注目しよう
4 白血球分画異常-その異常,放っておいてもいい?
5 白血球減少症-まずウイルス感染症を疑おう
6 血小板減少症-検査結果で血小板が少なかったらどうする?
7 血小板増加症-本態性血小板血症の理解を深めよう
8 汎血球減少症-系統的にアプローチしよう
9 リンパ節腫脹-まず触診で鑑別しよう
III.救急外来編
1 高度の貧血-高度の貧血をみたら,すぐ輸血?
2 不明熱,高度の出血傾向
-いつまでも不明では困る,高度の出血傾向はemergencyだ
3 高度の汎血球減少症-白血球,赤血球,血小板,みんな少ない! これは大変!
4 外来化学療法中の患者のトラブル-予防が大切!
5 移植後の外来患者の急変-移植後の特殊な病態を理解しよう
6 汎血球減少症の外来患者の急変-特別な対応が必要です!
索引