書名 |
漢方薬の考え方,使い方 |
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筆頭著者 |
加島雅之・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-498-01798-6 |
発行年 |
2014年5月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 320頁 |
分類 |
臨床医学系/その他/薬物療法 |
価格 |
定価5,280円(本体4,800円 税10%) |
「考え方、使い方」シリーズの漢方薬編。漢方にまつわる「なぜ?」「どうして?」を丁寧に解説し、本当に役立つ漢方薬の使い方とポイントをわかりやすくまとめた。
目 次
1 漢方に期待されていることは? 1
漢方の利用のされ方 1
世界の漢方の動き 3
2 漢方とは何か? 4
漢方薬とは? 5
漢方の基本的枠組みとシステム 7
漢方の歴史 12
中国編 13/日本編 22
3 漢方では人体と病気をどうみているの? 35
漢方の生理論 36
精気 37/臓腑 41/経絡 46
漢方の病態論 54
精気の異常 58
臓腑の病態 64
複数の臓腑にまたがる病態 73
外感病 77
4 漢方の診察の基本 78
漢方ではどんなことを注意して"視る"の? 78
漢方ではどんなことを注意して"聴く"の?"嗅ぐ"の? 83
漢方ではどんなことに注意して"話をきく"の? 83
漢方ではどんなことを注意して"触る"の? 84
5 漢方ではどんなふうに診断をつけるの? 91
(「大まかに病態分類(八綱弁証)」,「どのような原因,どのような邪があるか分析」,
「精気の異常の分析」,「臓腑の異常の分析」)
6 漢方の治療方針と代表的生薬・処方 112
漢方の治療方針 112
生薬の性質 115
気に働きかける生薬 116
気の流れを促進する生薬 116/気を補う生薬 117
血に働きかける生薬 118
血の流れを促進する生薬 118/?血を除く生薬 119/血を補う生薬 120
津液に働きかける生薬 121
津液の代謝を促進する生薬 121/痰を溶かして除く薬,飲を除く薬 123
津液や陰を補う生薬 124
体を温める生薬 125
体を冷やす生薬 127
特殊な気の動きをさせる生薬 129
気に働きかける処方 133
気の流れをよくする処方 133/気を補う処方 134
血に働きかける処方 135
血の流れを促進する処方,血を補う処方 135/?血を除く処方 136
血に寒熱が結びついた病態への処方 137
津液に働きかける処方 138
津液の代謝を促進する処方 138/痰を除く処方 143
津液・陰を補う処方 144
陽を補う代表的処方 145
熱を除く代表的処方 145
複数の精気の異常にまたがる処方 146
臓腑の病態に使用する代表生薬と処方 148
心の病態を治療する生薬と処方 148
心の病態に使用する生薬,心の病態に対する代表処方 148
肺の病態を治療する生薬と処方 152
肺の病態に使用する生薬,肺の病態に対する代表処方 152
脾の病態を治療する生薬と処方 155
脾の病態に使用する代表生薬,脾の病態に対する代表処方 155
肝の病態を治療する生薬と処方 157
肝の病態に使用する代表生薬,肝の病態に対する代表処方 157
腎の病態に使用する生薬と処方 161
腎の病態に使用する代表生薬,腎の病態に対する代表処方 161
六腑の異常に対する生薬と処方 163
胆の異常に対する生薬と処方 163
胆の病態に使用する代表生薬,胆の病態に対する代表処方 163
胃の病態に用いる生薬と処方 165
胃の病態に使用する生薬,胃の病態に対する代表処方 165
小腸の病態に使用する生薬と処方 167
大腸の病態に使用する生薬と処方 167
大腸の病態に対する生薬,大腸の病態に対する代表処方 167
膀胱の病態に使用する生薬と処方 168
膀胱の病態に対する生薬,膀胱の病態に対する代表処方 168
複数の臓腑にまたがる病態に対する処方 169
7 漢方の感染症とは 175
8 日本漢方の構造と意義 203
9 漢方薬に副作用はあるの? 223
10 入院漢方療法 229
11 外来漢方診療 242
12 本格的に勉強したい人のために―終わりに代えて― 307
索 引 323