書名 |
看護は私の生き方そのもの |
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筆頭著者 |
長濱晴子・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01963-7 |
発行年 |
2014年3月 |
判型 / 頁数 |
B6判 / 248頁 |
分類 |
看護その他 |
価格 |
定価1,980円(本体1,800円 税10%) |
病院での臨床をスタートに、旧厚生省で行政に、国会議員秘書として立法に関わってきた著者。その後難病を発症するも、病気と正面から向き合い中国でのボランティア活動に身を投じる。波乱万丈の人生を振り返りつつ、看護師であることの喜びとその責任・やりがいを噛みしめ後進に伝える。また、看護とは人生で起こるさまざまなイベントを吸収し広がって行くものだという実感を、軽快かつ経験ゆえの深みある文章で記す。
はじめに-重症筋無力症の診断から二〇年、看護は私の生き方に
1 病気の捉え方が変わる
自宅療養の道を決意
飛び込んだ勇気と決断が功を奏す
自宅療養のセルフナーシングで得られた満足感
闘病 共生から感謝へ
2 問い続ける「病」とはなにか
病にはメッセージがある
「病気が治る」ってどういうこと?
「健康」ってなに?
「元気」ってなに?
「元気」はつくりだすもの
心と身体のバランスを図る
治ったらどうするの?
新しい私を求めて退職を決意
3 私流天地人療法で最初の目標を達成
セルフナーシングの回復過程
心の回復はありのままの私を認めることから
私自身との話し合い
心の垢落とし
私流天地人療法のはじまり
天地人に感謝
身体の回復は稲刈りから気づく
私流天地人療法で体調が整う
溢れるエネルギー断食療法
あらゆる考え方の垣根がなくなる
必要なものは天が与えてくれる
目標達成! 診断六年後にやっと行けた外国
4 低空飛行なりの挑戦で見つけた新たな使命
まずは夫のライフワークの活動を支えることから
中国の沙漠地での活動内容
看護も沙漠化防治も同じこと
看護の視点で考えた中国の沙漠地での活動事例
支えてくれた「遠いと思わないでください」
5 看護の考え方を育てたさまざまな体験
考えることの気づきは、小学校の歌の試験
総合力を育てた「料理」
ナースへの道
米国での体験が自己確立のはじまり
高齢者看護をめざす
新政策を進める問題解決方法
医師の指示は屋根の下から大空の下へ
看護の理解者を多く得て看護を変える
書くことは体験を自信につなげられる
6 近代医療の恩恵により再度問われた生き方
腹腔鏡下S状結腸癌摘出術を受けて
ボトックス治療で劇的な改善
母のアルツハイマー病に寄り添って二〇年
義母の最期の言葉「どうしてわかるの?」から考える
再度生き方を問われる
7 日常生活に活かしてこそ看護は生き 幸せにつながる
一歩先を歩けるナース
私流天地人療法の「人」
私にとっての「幸せ」とは
下手でもいいじゃないの
大切にしたい「祈り」
ナースであることに感謝
おわりに