書名 |
質的研究をめぐる10のキークエスチョン ―サンデロウスキー論文に学ぶ |
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原著者 |
Sandelowski M |
筆頭著者 |
谷津裕子・他訳 |
その他著者等 |
マーガレット・サンデロウスキ 著/江藤 裕之 訳 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01895-1 |
発行年 |
2013年11月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 220頁 |
分類 |
基礎看護/基礎看護学/看護研究 |
価格 |
定価4,180円(本体3,800円 税10%) |
「質的研究で数を扱ってはいけないの?」「適切なサンプルサイズは?」「結局のところ、質的研究は一般化を目指せないの?」など、質的研究において根本的であるにもかかわらず掘り下げられてこなかった疑問について、米国の研究者サンデロウスキーの論文に答えを求め、訳者が解説を加えた。質的研究を志すすべての方必読!何か釈然としなかった「あのこと、このこと」への明解な回答が詰まった1冊。
はじめに
日本の読者の皆様へ
Key Question 1 よい結果を導く質的分析のポイントは?
質的分析とは何か,そして,どのように始めるのか?
論文の解説
Key Question 2 質的研究で数を扱ってはいけないの?
本物の質的研究者は数を数えない?-質的研究における数の使用
論文の解説
Key Question 3 質的研究における適切なサンプルサイズとは?
質的研究におけるサンプルサイズ
論文の解説
Key Question 4 結局のところ,質的研究は一般化を目指せないの?
「1」は最も生き生きとした数-質的研究のケース志向性
論文の解説
Key Question 5 質的研究と時間はどう関係する?
時間と質的研究
論文の解説
Key Question 6 逐語録を作成するとき,研究者が取り組むべき課題とは?
逐語録の作成について
論文の解説
Key Question 7 生データをなぜ,どのように引用する?
質的研究における引用
論文の解説
Key Question 8 質的記述的研究とはどういうもの?
質的記述はどうなったのか?
論文の解説
Key Question 9 質的記述的研究にまつわる誤解とは?
名前がどうかしましたか?-質的記述再考
論文の解説
Key Question 10 質的研究に理論は必要?
素顔の理論-質的研究における理論の使用と装い
論文の解説
索引
あとがき