書籍検索結果 詳細表示

書名

目でみる 白内障検査の進めかた ≪目でみるシリーズ≫

筆頭著者

黒坂大次郎・著

出版社名

金原出版

ISBNコード

ISBN978-4-307-35155-3

発行年

2013年10月

判型 / 頁数

B5判 / 160頁

分類

臨床医学系/眼科学

価格

定価4,950円(本体4,500円 税10%)

内容

各検査の項の冒頭には、導入しやすように「アクセスポイント」を列挙した。文中には「さあ準備して」「やってみよう」「チェックポイント」欄を設けて、検査の実際をリアルに体感できるように配慮。また、関連事項を「もの知りコラム」として随所に配置した。各検査機器は現場で使用されている最新のものを扱った。

目次

1白内障手術の目的と実際
 A.白内障手術の目的
 B.白内障の手術術式
 C.術中合併症
 D.術後合併症

2白内障手術検査に必要な基礎知識
 A.眼球の解剖
 B.光学的知識
  1.屈折(光線)
  2.回折(波)
  3.球面収差
 C.眼内レンズの種類とその特性
  1.眼内レンズの素材
  2.非球面眼内レンズ
  3.ト-リック眼内レンズ
  4.多焦点眼内レンズ
 D.眼内レンズ度数計算
  1.必要なデ-タ
  2.計算式とその誤差
  3.計測値の誤差
 E.白内障術前・術後の視機能評価
 F.白内障術後の理想的な眼

3検査を始める前に
A.検査の順序の原則
B.特殊な場合
C.検査の基本的な手順
 1.被検者への説明のポイント
 2.セッティングのチェック

4屈折検査
 A.屈折とは
  1.正視
  2.遠視
  3.近視
  4.乱視
 B.屈折検査
  1.屈折検査の種類
  2.他覚的屈折検査
  3.自覚的屈折検査(レンズ交換法)

5視力検査
 A.視力とは
 B.視力検査
  1.遠方視力検査
  2.近方視力検査
  3.焦点深度測定
  4.中間視力検査
  5.MNREAD-J
  6.特殊例

6角膜曲率半径測定
 A.角膜曲率半径測定の目的
 B.角膜曲率半径測定の特徴
 C.測定の実際
  1.オ-トケラトレフラクトメ-タ
  2.IOLマスタ-
  3.異常角膜患者の角膜曲率半径の測定

7コントラスト検査
 A.コントラスト感度とは
  1.コントラスト閾値
  2.コントラスト感度
  3.コントラスト感度特性
  4.コントラスト感度の特徴
  5.コントラスト感度の測定意義
 B.コントラスト検査
  1.コントラスト感度の種類
  2.コントラスト感度検査の問題点と限界
  3.チャ-ト式と覗き込み型器械の特徴
 C.コントラスト感度検査装置
 1.CAT-CP
 2.LC-10
 3.Pelli-Robson Contrast Sensitivity Chart
 4.CSV-1000
 5.オプティックビジョンテスタ-6500
 6.コントラストグレアテスタ-CGT-2000

8角膜内皮検査
 A.角膜内皮細胞とは
 B.角膜内皮細胞測定の目的
 C.測定の実際
  1.FA3809II
  2.スペキュラ-マイクロスコ-プEM-3000
  3.スペキュラ-マイクロスコ-プSP-3000P

9眼軸長検査
  1.眼軸長測定の目的
  2.眼軸長測定法の種類とその特徴
 A.眼軸長検査(1)―超音波Aモ-ドの特徴と測定法
  1.超音波Aモ-ドの特徴
  2.測定方法の選択
  3.測定モ-ドの選択
  4.測定前に必要な確認事項
  5.測定の実際
  6.検査のパフォ-マンスチェック
  7.正常波形の見方
  8.記録用紙の見方
 B.眼軸長検査(2)―IOLマスタ-の特徴と測定法
  1.IOLマスタ-の特徴
  2.測定前に必要な確認事項
  3.IOLマスタ-検査の実際
  4.正常波形の見方
  5.記録用紙の見方
 C.眼軸長検査(3)―OA-1000 Advance
  1.OA-1000の特徴とIOLマスタ-との違い
  2.正常波形の見方
  3.記録用紙の見方

10瞳孔径計測
 A.瞳孔径計測
 B.瞳孔径検査
  1.両眼電子瞳孔計ET-200
  2.プロシオンP3000
  3.ほかに市販されている電子瞳孔計代表機種

11光学的検査(1)角膜形状解析
 A.検査の目的
 B.測定の実際
  角膜形状/屈折力解析装置OPD-Scan III

12光学的検査(2)波面収差解析
 A.波面収差とは
 B.原理
 C.検査の目的
 D.特徴
 E.測定の実際

13眼内レンズ計算
 A.超音波Aモ-ド
 B.IOLマスタ-
 C.A定数の最適化
 D.光干渉式眼軸長測定装置
 E.光線追跡法(OKULIX)―IOLパワ-計算ソフト