書名 |
新訂・生理学実習書 |
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筆頭著者 |
日本生理学会教育委員会・監 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-524-26258-8 |
発行年 |
2013年9月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 310頁 |
分類 |
基礎医学系/生理学 |
価格 |
定価4,400円(本体4,000円 税10%) |
日本生理学会により,人手・費用・時間の制約に配慮しながら,実習内容の本質的理解に役立つこと,かつその結果・考察をまとめやすいことを目的に編集されたテキスト.全国の生命科学系の研究室に実験環境や実習時間の調査を行い,実習機器の進歩や動物実験を取り巻く環境に対応.生理学教室の実情に合った,より有用な実習書となった.
【主要目次】
1章 血液
1-1 採血法
1-2 赤血球,白血球数の算定
1-3 ヘマトクリット値測定,ヘモグロビン定量
1-4 赤血球沈降速度,赤血球浸透圧抵抗
1-5 血液凝固時間,出血時間,血餅退縮
1-6 血液型,交差適合試験(交叉試験)
2章 循環
2-1 摘出心筋
2-2 心電図の測定と解析
2-3 血圧と心拍数測定
2-4 心音聴取と心音図
2-5 循環・呼吸の調節
3章 呼吸
3-1 スパイロメトリーによる肺機能検査
3-2 息こらえ試験
3-3 高二酸化炭素換気応答検査
3-4 最大酸素摂取量の推定
4章 腎機能および体液調節
4-1 水負荷試験
4-2 クリアランスの測定
4-3 酸塩基平衡の調節
5章 消化吸収
5-1 糖の吸収
5-2 アミノ酸の吸収
5-3 消化管運動
6章 内分泌
6-1 雌性ラットの生殖機能
6-2 経口ブドウ糖(グルコース)負荷試験(OGTT)
6-3 下垂体後葉ホルモン(バゾプレッシン,オキシトシン)の作用
7章 神経系
7-1 神経の興奮
7-2 脳波と大脳誘発電位
8章 骨格筋
8-1 骨格筋の収縮
8-2 筋電図,誘発筋電図
8-3 終板電位の観察
9章 感覚
9-1 視覚
9-2 ヒトの視覚に関する実験
9-3 聴覚性脳幹誘発電位auditory brainstem evoked potential(聴性脳幹反応auditory brainstem response,ABR)
9-4 皮膚感覚
10章 環境
10-1 ヒトの体温測定
10-2 体温調節:熱放散の調節のための寒冷血管反応からの考察
10-3 発汗機能
10-4 運動体力の生理
11章 口腔
11-1 味覚
11-2 唾液
12章 シミュレーション
12-1 神経
12-2 心室筋細胞興奮収縮連関
13章 テクニカルノート
13-1 ウシガエルの取り扱い
13-2 被験者を用いる実習
13-3 動物実験の取り扱い
13-4 よく用いられる麻酔薬
13-5 生理的代用液と緩衝溶液の調整
13-6 よく使われる薬剤
13-7 電気生理の基礎
13-8 実験データの統計処理
13-9 pH測定法
和文索引
欧文索引