書名 |
多発性内分泌腫瘍症診療ガイドブック |
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筆頭著者 |
多発性内分泌腫瘍症診療ガイドブック編集委員会・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-307-20307-4 |
発行年 |
2013年5月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 200頁 |
分類 |
臨床医学系/がん治療・緩和ケア |
価格 |
定価3,960円(本体3,600円 税10%) |
遺伝性疾患である多発性内分泌腫瘍症(MEN)は、初発病変の診断の際に適切な全身検索が行われず、本症としての診断・治療に至らないケースも多い。本書では、どのような患者にMENを疑い、その診断、治療、サーベイランスを行うかなど、MEN診療に必要な知識を9のアルゴリズムと65のCQでまとめた。本症患者を診療する可能性のある内分泌内科・外科、脳神経外科、消化器内科・外科、泌尿器科領域の医療関係者にとって必読の一冊。
総論
診断アルゴリズム
多発性内分泌腫瘍症1型
疾患概要
1.疫学
2.診断
a.副甲状腺機能亢進症
b.膵・消化管神経内分泌腫瘍
c.下垂体腫瘍
d.その他の病変
3.遺伝医療
4.治療
a.副甲状腺機能亢進症
b.膵・消化管神経内分泌腫瘍
c.下垂体腫瘍
d.その他の病変
5.サーベイランス
多発性内分泌腫瘍症2型
疾患概要
1.疫学
2 診断
a.甲状腺髄様癌
b.褐色細胞腫
c.その他の病変
3.遺伝医療
4.治療
a.甲状腺髄様癌
b.褐色細胞腫
c.その他の病変
5.サーベイランス
付.関連情報
1.国内のMENデータベース
2.開発中の新たな治療法:MEN1
3.開発中の新たな治療法:MEN2
4.患者・家族の会
Column
1.測定可能な関連ホルモンについて
2.CDK1について
3.MEN1の遺伝カウンセリングにおける留意点
4.MEN1遺伝学的検査実施施設、手続きについて
5.MEN1 胸腺の予防的切除術について
6.カルシトニン測定の現状について
7.カテコールアミン測定の現状について
8.その他の随伴病変の症状と診断について
9.MEN2の遺伝カウンセリングにおける留意点
10.RET遺伝学的検査実施施設,手続きについて
11.予防的副腎摘出術、皮質機能温存手術について
12.褐色細胞腫と妊娠について
13.その他の髄伴病変の治療について
索引