書名 |
「話せない」と言えるまで ―言語聴覚士を襲った高次脳機能障害 |
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筆頭著者 |
関 啓子・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01515-8 |
発行年 |
2013年2月 |
判型 / 頁数 |
A4判 / 256頁 |
分類 |
リハビリテーション/高次脳機能障害 |
価格 |
定価2,750円(本体2,500円 税10%) |
本書は、失語症など高次脳機能障害の専門家である著者が、心原性脳梗塞で倒れてから回復に向かうまでの自らの体験を、主治医、門下のスタッフらの協力のもとまとめたもの。発症当時から急性期病院での治療・経過、退院後の生活などが時系列でまとめられている。専門家ならではの、その知識に裏打ちされた“当事者体験”による科学的な分析を交えた筆致が注目される1冊。
推薦の序
前書き
第1章 運命の日
1-1 救急外来にて
1-2 思い起こせば
第2章 急性期(2009年7月11日~8月5日)
2-1 入院後の経過
2-2 私から見た入院当初の医学的状況
2-3 病棟での生活
2-4 家族から見た私の経過
2-5 チーム名谷の活動
2-6 携帯メール
2-7 石合教授来神
2-8 花火大会の一日
2-9 転院
第3章 回復期(2009年8月5日~11月21日)
3-1 回復期とは
3-2 永生病院に到着
3-3 永生病院での入院生活
3-4 訓練経過
3-4-1 第1期(8月5日~8月23日)
3-4-2 第2期(8月24日~9月19日)
3-4-3 第3期(9月19日~11月21日)
第4章 復職準備期(2009年11月22日~2010年5月6日)
4-1 この時期について
4-2 リハビリテーション
4-3 その他の出来事
4-4 対象者の生活を具体的に想像するということ
4-5 頭の中の算盤
4-6 自宅生活上の工夫
第5章 復職期(2010年5月6日~2011年3月31日)
5-1 引っ越し
5-2 復職
5-3 高専賃での生活
5-4 活動再開
5-5 生活の工夫
5-6 ラジオ出演
5-7 退職の決意
5-8 上肢のリハビリテーション
5-9 言語および高次脳機能障害の自主リハビリ
5-10 退職
5-11 私の脳梗塞を振り返って
後書き
索引