書名 |
医療系資格試験のための物理 ―臨床工学技士国家試験・第2種ME技術実力検定試験 |
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筆頭著者 |
仲田昭彦・著 |
出版社名 |
コロナ社 |
ISBNコード |
ISBN978-4-339-07228-0 |
発行年 |
2012年3月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 188頁 |
分類 |
医療技術/臨床工学(ME) |
価格 |
定価2,750円(本体2,500円 税10%) |
臨床工学技士国家試験・第2種ME技術実力検定試験への対応を優先しつつ,物理を初めて学ぶ学生にも理解できるように丁寧に説明した。また,厳選した過去の問題を多数掲載した。
1.等速(直線)運動,等加速度(直線)運動
1.1 等速運動
1.2 等加速度運動
1.3 自由落下
1.4 鉛直投げ上げ
問題演習
2.力の釣合い
2.1 ベクトル量とスカラー量
2.2 ベクトルの和と差
2.3 1点または1物体にかかる力の釣合い
2.4 糸につるされたおもり
2.5 斜面上に置かれた物体(1)
2.6 斜面上に置かれた物体(2)
問題演習
3.ニュートンの力学法則
3.1 摩擦力(静止摩擦力,運動摩擦力)
3.1.1 物体を引いても動かない場合の力のかかり方
3.1.2 滑り出す瞬間の力のかかり方
3.1.3 すべりながら動いているときの力のかかり方
3.2 ニュートンの力学法則(運動の法則)
問題演習
4.等速円運動,単振動,応力集中
4.1 等速円運動
4.2 機械的振動(単振動)
4.3 減衰振動
4.4 強制振動
4.5 応力集中
問題演習
5.エネルギーの保存,力のモーメント(トルク)
5.1 力学的エネルギー保存則
5.2 エネルギーの種類
5.3 力のモーメント(トルク)
5.4 偶力
問題演習
6.弦などを伝わる波の速さ,物体の変形
6.1 弦または金属線を伝わる横波の速さ
6.2 弦または棒を伝わる縦波の速さ
6.3 空気中での音速
6.4 縦波を横波のようなサインカーブで示す方法
6.5 波の波形から媒質の速度を判定する方法
6.6 ずれ弾性率のθ
6.7 変形グラフの解釈
6.8 定常波
6.9
弾性率・応力とひずみ・ヤング率・体積弾性率・剛性率
(ずれ弾性率,せん断弾性係数)・ポアソン比での注意事項
6.10 フックの法則
6.11 ばねに関する弾性エネルギー
6.12 ばねを並列にしたとき,直列にしたときのばね定数
6.13 ヤング率
6.14 体積弾性率
6.15 剛性率(ずれ弾性率,せん断弾性係数)
6.16 ポアソン比
問題演習
7.気体,流体
7.1 ボイル・シャルルの法則
7.2 状態方程式と気体定数R
7.3 浸透圧PまたはΠ
7.4 1atm(気圧)とは
7.5 パスカルの原理
7.6 圧力と力,仕事
7.7 水銀マノメータで使われる関係式
7.8 連続の式およびベルヌーイの定理
7.9 レイノルズ数Re
7.10 ポアズイユの式
7.11 ニュートン流体に関する予備知識
7.12 層流クエット流れの特徴とニュートン流体
7.13 非ニュートン流体
7.14 定常流
問題演習
8.波の基礎
8.1 波(水波,音波,光波,電波,電磁波)の基本事項
8.2 波の性質
8.2.1 反射
8.2.2 屈折
8.2.3 屈折から全反射への臨界
8.2.4 回折
8.2.5 干渉
8.3 超音波
8.4 超音波の発生方法
問題演習
9.音波,ドップラー効果
問題演習
10.音の強さ,減衰定数
10.1 音響インピーダンス
10.2 音(音波)の諸量
10.2.1 音の性質
10.2.2 音圧
10.2.3 音の強さ
10.3 音の強さのS/N比,音圧レベルのまとめ
10.4 音の強さ
10.5 減衰係数,減衰定数,減衰率,吸収係数
10.6 減衰量D
問題演習
11.レーザ
11.1 レーザの種類と医学的応用
11.2 種類,分類,波長,用途
11.3 レーザの性質
11.4 レーザの危険性
11.5 光を放出する物質によるレーザの分類
問題演習
12.熱力学
12.1 熱現象(比熱,熱量)
12.2 熱現象(固体・液体の熱膨張)
12.2.1 固体の線膨張
12.2.2 固体・液体の体膨張
12.2.3 気体の体膨張(シャルルの法則)
12.2.4 電気抵抗の温度変化
12.3 熱現象(熱伝導)
12.4 熱現象(熱機関の効率)
12.5 液体の混合による温度変化
12.6 熱力学の法則
12.6.1 熱力学の第一法則
12.6.2 熱力学の第二法則
12.6.3 エントロピー
問題演習
13.電磁波の応用,物理量の単位
13.1 電磁波の種類と医学的応用
13.2 電磁波の種類・周波数・波長・特徴・利用例
13.3 量と単位
13.4 基本単位
問題演習
14.次元,有効数字,誤差,単位の変換
14.1 次元
14.2 有効数字
14.3 有効数字を考えた四則演算
14.3.1 加法,減法
14.3.2 乗法,除法
14.3.3 定数,無理数
14.4 誤差の種類
14.5 誤差の分類
14.6 有効数字の桁数と測定精度
14.7 誤差についての不思議
14.8 単位の変換法
問題演習
15.断層撮影装置
15.1 X線CT
15.2 MRI
15.3 PET
問題演習
16.放射線と原子核
16.1 放射能
16.2 放射線
16.3 放射線の透過能力
16.4 放射線の単位
16.5 放射線の致死量
16.6 放射線感受性
16.7 放射線の単位のまとめ
16.8 核崩壊
16.9 半減期
16.10 核分裂
16.11 核融合
16.12 放射性同位元素
問題演習
参考文献
索引