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書名

誰でもわかる動作分析Ⅲ ―実習形式!バイオメカニクスのオモシロ授業

筆頭著者

小島正義・編著

出版社名

南江堂

ISBNコード

ISBN978-4-524-26808-5

発行年

2012年3月

判型 / 頁数

A5判 / 166頁

分類

リハビリテーション/理学療法

価格

定価2,530円(本体2,300円 税10%)

内容

動作分析の勉強アレルギーを解消できる好評シリーズの第3弾.今回は動作分析に必要な物理・力学の知識を楽しく理解できるよう,講義風に授業の流れに沿って順序立てて解説.20の実習(実験)と関連の質問を通して,身をもって知識を習得・確認できる.授業進行の目安にもなる実習時間・授業時間も併記し,授業の構成やシラバスの作成にも役立つ内容とした.

目次

プロローグ:動作分析に物理や数学が必要な理由とは—ある学校での一場面—

1時間目:「てこ」をあなたは簡単に説明できますか(1)
 用語集1 てこ
 実習1:関節角度計によるシーソー作り

2時間目:「てこ」をあなたは簡単に説明できますか(2)
 実習2:物差しを使った「第2のてこ」!

3時間目:「てこ」をあなたは簡単に説明できますか(3)
 実習3:関節角度計による関節・筋肉モデル
 休み時間1 運動療法の基本となる考え方(「第3のてこ」の応用)

4時間目:「動作分析」に必要な人間の特徴を考えよう
 実習4:動作分析のキーワードで考えるグループ学習

5時間目:「重心」って何だろう(1)
 用語集2 重心
 質問1 重心の本当の意味は?
 実習5:割り箸でバランスを取ってみよう
 実習6:モデル人形でバランスを取ってみよう
 実習7:体重計で重心の移動を体感しよう
 実習8:再度,割り箸でバランスを取ってみよう
 実習9:回転能mfを体感しよう
 休み時間2 体重計の値が変わらないということは…

6時間目:「重心」って何だろう(2)
 実習10:吊り下げ法でいろいろな物体の重心を知ろう
 実習11:平行すべり法で物体の重心を知ろう
 実習12:平行すべり法でいろいろな物体の重心を知ろう
 質問2 御輿(みこし)はどこで持つのが楽?
 休み時間3 重心を計測する手段

7時間目:「重心」って何だろう(3)
 実習13:上下方向の重心の意味を考えよう

8時間目:物体が倒れるという現象はどういうことなのか?
 用語集3 支持基底面
 用語集4 重心線
 実習14:重さの違いによるペットボトルの安定性
 実習15:押す場所の違いによるペットボトルの安定性
 質問3 転倒しにくいのは子ども?大人?
 用語集5 重心の相対的高さ
 実習16:紙相撲の力士作り
 休み時間4 フライングディスクからみた重心の意味

9時間目:物体の安定性を人間に当てはめてみよう(主動部分と固定部分,やじろべえの法則)
 用語集6 主動部分と固定部分
 用語集7 やじろべえの法則
 実習17:「安楽座位」における主動部分の能力変化
 休み時間5 重心とスポーツ・格闘技のディフェンスとの関係

10時間目:人間の動作を考えるうえでもう1つ欠かせない物理の法則
 実習18:傘とサインペンのバランスはどちらが取りやすいか?
 実習19:紙コップを使った2つの物体のバランス
 実習20:指し棒による実験
 質問4 知らず知らずにやっている自転車でのバランスの取り方

あとがき
参考文献
索引