書名 |
原則から処方の具体例までわかる 輸液のコツとポイント ≪BEAM(Bunkodo Essential & Advanced Mook)≫ |
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筆頭著者 |
畑 啓昭・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-8306-8145-5 |
発行年 |
2012年2月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 368頁 |
分類 |
臨床医学系/その他/栄養・食事療法 |
価格 |
定価6,820円(本体6,200円 税10%) |
研修医のニーズに応える実践的な輸液のガイドブック.まず覚えるべき原則から診療科・疾患別の輸液の要点をやさしく解説.処方例は具体的な商品名を挙げ実地に即した内容.
I.入門レクチャー
輸液で覚えるべきこと~最初にここから覚えてスタート~
II.輸液の基本
1.輸液はどんなときに必要?
ミニレクチャー 不要な輸液ってどんな輸液?
2.脱水と血管内容量の評価
3.電解質がおかしい!診断と補正の原則
(1)Na, Cl濃度の異常,診断と補正の原則~研修医がNa,Cl異常値をみたときに参照しやすい原因・鑑別,補正の原則~
(2)K濃度の異常,診断と補正の原則
(3)Ca/P/Mgの異常,診断と補正の原則
4.酸塩基平衡異常の分析の原則
5.輸液製剤の種類
6.輸液の禁忌~こんな輸液は厳禁!~
7.末梢・PI・CVカテーテルの選び方
ミニレクチャー ゲージ(G)とフレンチ(Fr)の話
ミニレクチャー 輸液用ポンプの基礎知識~輸液・シリンジポンプの基礎知識・注意点~
8.ORS(経口電解質補正液)・スポーツドリンク・ジュース
III.栄養輸液の基本
1.栄養輸液はどんなときに必要?
2.末梢静脈栄養と中心静脈栄養の原則とメニュー
3.中心静脈栄養を作ってみよう~例題から考える~
4.経腸栄養の原則
IV.診療科・疾患別の輸液 ~輸液開始の判断→具体的な処方例→止めるタイミングは?~
1.救急で使う輸液
(1)初療での輸液~脱水症を見逃さない~
(2)心肺蘇生時の輸液
(3)外傷(出血性ショック)の輸液
(4)クラッシュ症候群の輸液・横紋筋融解症の輸液
(5)熱傷の輸液
(6)敗血症性ショックの輸液
(7)ALI/ARDSの輸液
(8)アナフィラキシーショックの輸液
(9)熱中症の輸液
2.麻酔科で使う輸液
3.外科で使う輸液~周術期輸液の考え方~
4.消化器科で使う輸液
(1)下痢・嘔吐のときの輸液
(2)腸閉塞のときの輸液
(3)炎症性腸疾患のときの輸液
(4)肝硬変のときの輸液
(5)急性膵炎のときの輸液~急性膵炎の重症度と輸液管理〜
5.循環器科で使う輸液
(1)心不全のときの輸液
(2)虚血性心疾患のときの輸液
6.腎臓内科で使う輸液
ミニレクチャー 造影剤腎症を予防するには?
7.糖尿病科での輸液
8.内分泌科で使う輸液
9.脳卒中のときの輸液
10.気管支喘息発作時の輸液
11.その他
(1)小児の輸液
ミニレクチャー 骨髄輸液
(2)周産期の輸液~不幸な帰結を未然に予防する妊娠・分娩時の輸液~
(3)高齢者・在宅医療の輸液~高齢者に役立つ皮下注射~
(4)終末期に使う輸液