書名 |
小腸内視鏡所見から診断へのアプローチ |
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筆頭著者 |
松井敏幸・他編 |
その他著者等 |
松本 主之 編集/青柳 邦彦 編集 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01446-5 |
発行年 |
2011年10月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 192頁 |
分類 |
臨床医学系/消化器内科 |
価格 |
定価13,200円(本体12,000円 税10%) |
本邦でトップクラスの小腸疾患症例数を誇る編者らのグループによりまとめられた本書は、内視鏡所見を提示し、その後に疾患(症例)の解説をするところに特徴がある。内視鏡所見からみた鑑別診断のポイントをはじめ、診断にあたって必要な分類などの基礎知識に関しても解説されている。馴染みの浅かった小腸領域だが、ダブルバルーン内視鏡やカプセル内視鏡などの登場で多種多様な内視鏡所見を捉えられるようになった。美麗かつ多彩な小腸内視鏡像が数多く掲載された本書から、診断へと結びつけるための、「所見のよみ方・捉え方」も習得できる。
1 総論
1 小腸疾患診断の進め方
I.小腸疾患の症候学
II.小腸疾患診断のポイント
III.小腸疾患診断のアルゴリズム
2 小腸X線検査(CT,MRIを含む)
I.小腸画像診断におけるX線検査の位置づけ
II.小腸X線検査
III.CT,MRI
3 カプセル内視鏡
I.カプセル内視鏡機器の構成
II.カプセル内視鏡検査の実際
III.カプセル内視鏡の適応・禁忌・問題点
4 ダブルバルーン小腸内視鏡検査
I.従来の小腸検査
II.DBEの原理と特徴
III.DBE施行にあたって
IV.挿入法
V.DBEを用いた治療(止血,ポリープ切除,バルーン拡張術)
VI.合併症
2 各論
1 隆起をきたす疾患
2 粘膜下腫瘍をきたす疾患
3 潰瘍をきたす疾患
4 アフタをきたす疾患
5 狭窄をきたす疾患
6 出血をきたす疾患
7 びまん性疾患
8 発赤をきたす疾患
9 浮腫をきたす疾患
症例提示
平坦・小隆起
陥凹
隆起
潰瘍
狭窄
出血
発赤
浮腫
びらん
びまん性顆粒・粗ぞう粘膜
白色多発隆起
管腔内発育
3 小腸疾患診断に必要な基礎的知識
1 腫瘍に関するもの
2 炎症に関するもの
索引