書名 |
新プレホスピタル外傷学 |
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筆頭著者 |
松本 尚・編(日本医科大学大学院医学研究科侵襲生体管理学講座 准教授) |
出版社名 |
永井書店 |
ISBNコード |
ISBN978-4-8159-1883-5 |
発行年 |
2011年6月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 410頁 |
分類 |
臨床医学系/救急医学 |
価格 |
定価6,600円(本体6,000円 税10%) |
本書はプレホスピタル外傷学の,将来を見据えた救急隊員向け病院前外傷診療の最高レベルのテキストとして,かつ救急医,研修医にも役立つテキストとなっている.
第1部 外傷システムと現場診療・研究
1 外傷システム
2 病院前救急診療
3 外傷を取り巻く研究
第2部 外傷に対するプレホスピタルケア
1 基本的概念(ロード&ゴー)
2 安全管理
3 状況評価
4 初期評価
5 全身観察(重点観察を含む)
6 詳細観察と継続観察
7 車内収容後の活動
第3部 手 技
1 車両からの救出
2 ヘルメット離脱
3 気道・呼吸管理
4 脊椎保護
5 胸部外傷に対する処置
6 穿通性外傷に対する処置
7 骨折に対する処置
8 開放創に対する処置
9 心停止前の輸液
第4部 各 論
1 頭部外傷
2 脊椎・脊髄損傷
3 顔面・頸部外傷
4 胸部外傷
5 腹部外傷
6 骨盤外傷
7 四肢外傷
8 穿通性外傷
9 小児の外傷
10 高齢者・妊産婦の外傷
11 低体温
12 熱 傷
第5部 多数傷病者事故
1 多数傷病者事故対応のポイントと事例検討
2 DMATによる活動とエマルゴトレーニング
第6部 法的・社会的諸問題
I.救急業務の高度化に伴う病院前救護体制に関する法令の整備状況
II.救急活動記録票のもつ訴訟上の意味を自覚する
III.メディカルコントロール体制の法的意義
IV.搬送拒否事案
V.傷病者側から応急処置の実施を拒否され、搬送のみを実施する事案
VI.無用な紛争を防止する
VI I.紛争・訴訟社会を意識した5つの約束を、救急隊員は忘れず、消防本部はこれを徹底