書名 |
1型糖尿病の治療マニュアル |
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筆頭著者 |
丸山太郎・他編 |
その他著者等 |
丸山千寿子 編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-524-26306-6 |
発行年 |
2011年1月 |
判型 / 頁数 |
A4判 / 174頁 |
分類 |
臨床医学系/糖尿病 |
価格 |
定価3,080円(本体2,800円 税10%) |
1型糖尿病におけるインスリン療法と食事療法(栄養指導)を並行するためのマニュアル.糖尿病の病態理解から,インスリン療法の基本と応用,治療の目標,食事パターンによるインスリン量の調節方法など,患者さんの理解度に応じて,“最低限何をわかってもらうか”“何をできるようになってもらうか”を解説.栄養士や医師,糖尿病療養指導士はもちろん,患者さんやご家族にもおすすめの一冊.
第1部 病気と治療法を理解する
A.1型糖尿病とは
1.異常はどこに起きているのか
2.異常によってどのような代謝異常が起こるのか
3.異常はどのように改善できるのか
4.治療上の問題,未解決の問題
B.1型糖尿病におけるインスリン療法と栄養
1.1型糖尿病におけるインスリン療法の基本
2.治療の目標
第2部 病気と取り組む(実践編)
A.基礎編:病気と向き合う
B.実践編(1):治療を始める
1.正しいインスリン注射法を決めるには
2.血糖値へ影響を与える栄養素の名称を言える
3.各栄要素の血糖への影響の特徴を説明できる
4.糖質,タンパク質,脂質,食物繊維を主に供給する食品を言える
5.理想的な食事のパターンを知る
6.主食+主菜+副菜の組み合わせで食べて血糖を測る
7.運動・労働に見合ったチャージ(補食)の方法を知る
8.不足に備えてチャージ(補食)する
C.実践編(2):レベルを上げる
1.いろいろな食事パターンがあることを知る
2.食事のパターンに合わせて食前に打つインスリンの量を変えることができる
D.実践編(3):エキスパートになる=病気とつきあう
1.血糖値に影響を及ぼす因子を説明できる
2.ベテラン患者にきく血糖コントロールのコツと考え方
(1)インスリンはどこに置く
(2)インスリンはいつ,どこで打つ?(外食時など)
(3)血糖はいつ,どこで測定するか?
(4)間食を食べるとき
(5)不規則な食事時間
(6)会食・宴会のパターン
(7)アルコールを飲むとき
(8)旅行先で(海外旅行など)
(9)車の運転
(10)夜勤のとき
(11)激しいスポーツをするとき
(12)血糖自己測定器の針はいつ替えるのか?
(13)女性ならではの困りごと
(14)決めておくと良いこと・自分なりのルール
3.トラブルに対応する(周囲のサポート)
索引