書名 |
整形外科SSI対策 ―周術期感染管理の実際 |
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筆頭著者 |
菊地臣一・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01020-7 |
発行年 |
2010年10月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 320頁 |
分類 |
臨床医学系/整形外科学 |
価格 |
定価8,800円(本体8,000円 税10%) |
SSI手術部位感染-この概念の導入により、整形外科領域の手術における周術期感染管理は劇的に転換しつつある。本書は、整形外科医が把握しておくべきSSIのすべてが網羅。雑誌『臨床整形外科』で好評を博した連載-手術部位感染の基本-とともに、教訓的な症例、実地に役立つQ&Aも多数収載。超高齢化社会にあって、日々高齢者の手術にあたる多くの整形外科医必読の書。
I 周術期感染対策の概要
1 手術部位感染(SSI)とは
2 術前のSSI対策1
3 術前のSSI対策2
4 手術時の手洗い・手袋・ドレープ・ガウン
5 手術室の管理・空調
6 予防的抗菌薬
7 ドレーン・縫合糸
8 創傷治癒
9 SSIサーベイランス
II 整形外科領域の周術期感染対策の基本
1 整形外科からみたCDCガイドライン
日本整形外科学会 骨・関節術後感染症予防ガイドラインとの関連
2 手術・手技別にみた周術期感染対策の基本
3 特殊な問題をもつ患者の周術期感染対策の基本
4 手術器械について
III 整形外科医が知っておくべき感染発症時の実践的対応
A 脊椎
1 脊椎手術での基本体系とSSI発症時の対応
2 脊椎インストゥルメント併用例のSSIへの対応
3 高齢者に対する注意
4 硬膜外膿瘍発生時の対応
B 肩関節
1 肩関節外科での基本体系とSSI発症時の対応
2 化膿性肩関節炎への対応
3 上腕骨近位端骨折接合術後のSSI発症への対応
C 肘関節
1 肘関節外科での基本体系とSSI発症時の対応
2 化膿性肘関節炎への対応
3 肘関節部骨折接合術後のSSI発症時の対応
D 手の外科
1 手の外科手術での基本体系とSSI発症時の対応
2 手の挫滅創への対応
3 手指化膿性屈筋腱腱鞘炎への対応
E 股関節
1 THA(人工骨頭置換術,再置換術を含む)での基本体系とSSI発症時の対応
2 大腿骨近位部骨折でのSSI発症時の対応
3 大腿骨骨切り術でのSSI発症時の対応
F 膝関節
1 TKAでの基本体系とSSI発症時の対応
2 化膿性膝関節炎への対応
3 人工膝関節感染の治療 短期集中的発生の治療
G 足の外科
1 足の外科手術での基本体系とSSI発症時の対応
2 糖尿病足への対応
3 陥入爪への対応 各手術手技に対する注意点
索引