書名 |
実践ストレスマネジメント ―「辞めたい」ナースと「疲れた」師長のために |
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筆頭著者 |
久保田聰美・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01190-7 |
発行年 |
2010年11月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 176頁 |
分類 |
基礎看護/看護管理・看護教育/看護管理・経営学 |
価格 |
定価2,420円(本体2,200円 税10%) |
「週刊医学界新聞」の好評連載「ストレスマネジメント その理論と実践」が書籍に。いつもと違う様子のスタッフへの声がけ、部署異動時の面接、辞めたいスタッフへの対応……。とかく大変な病院において、看護管理者である筆者が大切にしていることとは? 看護職のストレス特性を知り、自部署(と自分)のメンタルヘルス対策に取り組みたい師長・主任クラスに捧ぐ!
はじめに
第I部 組織で取り組むストレスマネジメント
イントロダクション
セルフケア ストレスって何もの?
ラインによるケア(1) はじめてのヒヤリ・ハットレポート
ラインによるケア(2) マネジャーがKey Personになる意味
ラインによるケア(3) クレーム対応の過程におけるケア(上)
ラインによるケア(4) クレーム対応の過程におけるケア(下)
産業保健スタッフによるケア 産業保健スタッフと事業者の役割
ライン外スタッフによるケア(1) 効果的なラインとの連携のために
ライン外スタッフによるケア(2) 新人ナースが心を開く場所
事業場外資源によるケア 医療機関の特殊性を考慮して
第II部 コミュニケーションスキルとその周辺
イントロダクション
対処行動を左右する認知の歪み
心理的距離のとり方
苦手な相手への対処 自分の陰性感情と向き合う
技術となるための前提
「思いのずれ」が招くコミュニケーションエラー
傾聴の意味 相手の感情に耳と心を傾ける
沈黙の意味 相手の想いに寄り添いながら
第III部 キャリア・ストレス-仕事を継続する過程で出合うストレス
イントロダクション
最短距離を目指すナース
ワーク・ライフ・バランス
新人指導に関わるスタッフへの支援
意欲的すぎるナースへの関わり
中堅ナースのストレス からっぽの自分と向き合う
部署異動時の面接 あなたが必要というシンプルな理由
「辞めたい」というスタッフへの対応
第IV部 お互いの価値観を大切に
イントロダクション
患者の要望と医療者の「それは無理」
マネジャー自身のストレスマネジメント
グループ・ダイナミクスへの配慮
スタッフと師長の関係づくり
ケアする側への支援システム
「ハラスメント」と患者の権利 対等な関係であるために
被害者意識からの脱却
お互いの価値観を尊重できる感受性を
おわりに
索引