書名 |
頚部・肩の痛み ≪運動器の痛みプライマリケア≫ |
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筆頭著者 |
菊地臣一・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-524-25399-9 |
発行年 |
2010年4月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 316頁 |
分類 |
臨床医学系/整形外科学 |
価格 |
定価5,830円(本体5,300円 税10%) |
局所の痛みにとどまらない難解な運動器の痛みを,トータルペイン・パーソナルアプローチの観点からやさしく解説.“肩こり”“むち打ち”など頚部・肩の痛み診療における必須の知識を,重篤な疾患の鑑別診断から治療,さらには日常生活やリハビリテーション指導,心理的・社会的側面からのアプローチ,エビデンスを超えた独自の治療上のコツまで余すところなく解説.
I 痛みについて
1 運動器のプライマリケア─careを重視した全人的アプローチの新たな流れ
2 運動器の疼痛をどう捉えるか─局所の痛みからtotal painへ,痛みの治療から機能障害の克服へ
3 疼痛─診察のポイントと評価の仕方
4 治療にあたってのインフォームド・コンセント─必要性と重要性
5 各種治療手技の概要と適応
6 運動器不安定症─概念と治療体系
7 作業関連筋骨格系障害による痛み
II 頚部・肩の痛みについて
1 診療に必要な基礎知識─解剖と生理
2 診察手順とポイント─重篤な疾患や外傷を見逃さないために
3 画像診断─価値と限界
4 手術─勧める時機と症状/所見
5 各種治療手技の実際と注意点
III 頚部の主な疾患や病態の治療とポイント─私はこうしている
1 いわゆる「寝違え」
2 外傷性頚部症候群(むち打ち関連障害)
3 頚部脊椎症に伴う頚部痛
4 頚部神経根障害
5 頚部脊髄障害
6 頸肩腕障害
7 関節リウマチに関連する頚部痛
IV 肩の主な疾患や病態の治療とポイント─私はこうしている
1 いわゆる「肩こり」
2 石灰沈着性腱板炎
3 いわゆる「五十肩」
4 インピンジメント症候群
5 腱板損傷
6 動揺性肩関節症
7 上腕二頭筋長頭腱炎
8 投球障害肩
9 複合性局所疼痛症候群(CRPS),肩手症候群
10 胸郭出口症候群
索引