書名 |
イラストフル活用 失語症の日常会話訓練 |
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筆頭著者 |
竹内愛子・他著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7639-3045-3 |
発行年 |
2009年10月 |
判型 / 頁数 |
A4判 / 220頁 |
分類 |
リハビリテーション/言語聴覚 |
価格 |
定価4,400円(本体4,000円 税10%) |
失語症者の日常的なコミュニケーション場面での発話の改善を目指すテキスト.43種の日常生活場面と12種の年中行事のイラストで,実用的な会話訓練を行うことができる.
I.本書の構成
II.訓練の進め方
Part I 連続画を用いた会話訓練
1 挨拶をする
1-1 初対面の挨拶をする(失語症友の会で)
1-2 再会の約束をする(失語症友の会で)
2 自己紹介をする
2-1 出身地について話す(訓練室で)
2-2 仕事について話す(訓練室で)
3 依頼する
3-1 本の取り寄せを頼む(書店で)
3-2 写真を撮ってもらうように頼む(観光地で)
4 説明する
4-1 自分の症状を言う(薬局で)
4-2 道をきかれて説明する(街で)
5 要求する
5-1 品物を取り替えてもらう(コンビニで)
5-2 運転手に目的地まで行ってもらう(タクシーの中で)
6 許可をもらう
6-1 医師にたずねる(クリニックで)
6-2 試着してもよいかたずねる(デパートの帽子売り場で)
7 確認する
7-1 薬の飲み方を確認する(薬局で)
7-2 名前を確認する(失語症友の会の受付で)
8 否定する
8-1 自分の病気に関して否定する(病院の待合室で)
8-2 趣味に関して否定する(公園のベンチで)
9 断る
9-1 食事のおかわりを断る(食卓で)
9-2 旅行の誘いを断る(喫茶店で)
10 謝る
10-1 待ち合わせに遅れて謝る(駅の改札口で)
10-2 足を踏んでしまって謝る(混雑した電車の中で)
11 誘う
11-1 食事に誘う(繁華街で)
11-2 映画に誘う(映画館前で)
12 苦情を言う
12-1 注文した品を間違えられて苦情を言う(レストランで)
12-2 買ったおもちゃが壊れていたので苦情を言う(ショッピングセンターの玩具店で)
13 お礼を言う
13-1 席を譲ってもらいお礼を言う(バスの中で)
13-2 自動券売機の操作を教えてもらってお礼を言う(駅で)
14 提案する
14-1 日帰り旅行の行き先を提案する(失語症友の会で)
14-2 プレゼントを提案する(会社で)
15 助言を受ける
15-1 受診をすすめられる(職場で)
15-2 買い物について助言を受ける(婦人服売り場で)
16 妥協する
16-1 食事の注文で妥協する(レストランで)
16-2 列車の指定席が取れず妥協する(駅の窓口で)
17 人に物をあげる
17-1 お土産をあげる(知人宅で)
17-2 写真をあげる(喫茶店で)
18 質問する
18-1 バス停の場所をたずねる-どこ-(駅前で)
18-2 クリーニングの仕上がり日をたずねる-いつ-(クリーニング店で)
18-3 品物の値段をたずねる-いくら-(紳士用品売り場で)
18-4 待ち時間をたずねる-どのくらい-(理髪店で)
18-5 担当者をたずねる-だれ-(市役所のカウンターで)
18-6 贈答品についてたずねる-なに-(紳士服売り場で)
18-7 理由をたずねる-どうして-(公園のベンチで)
18-8 どちらのぶどうがおいしいかたずねる-どちら-(スーパーで)
18-9 ATM(現金自動預け払い機)の操作をたずねる-どうすれば-(銀行で)
Part II 情景画を用いた会話訓練7
1.初詣
2.お花見
3.商店街
4.川のほとり
5.海水浴
6.家族
7.花火大会
8.運動会
9.病院のリハビリ室
10.ホテルのロビー
11.クリスマス
12.大晦日
症例紹介:ブローカ失語症者とウェルニッケ失語症者の反応例