書名 |
消防組織における生涯教育と医学的知識 ≪プレホスピタルMOOK 8≫ |
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筆頭著者 |
田中秀治・編(国士舘大学大学院スポーツシステム研究科) |
出版社名 |
永井書店 |
ISBNコード |
ISBN978-4-8159-1845-3 |
発行年 |
2009年8月 |
判型 / 頁数 |
A4判 / 154頁 |
分類 |
臨床医学系/救急医学 |
価格 |
定価4,180円(本体3,800円 税10%) |
消防機関における救急救命士教育を取り上げる.初任課程から救急隊までの継続教育,消防学校での幹部教育,生涯教育など幅広い教育を紹介し救急救命士のいまを見つめる.
I. 教育の実態と職種別の基本的役割
1 救急救命士の教育
1.再教育の項目
2.救急救命士の医学的教育環境
3.再教育の時間
4.再教育の具体的項目
5.再教育の方法
2 救急隊員(救急救命士を除く)の教育
1.一般救急隊員の養成教育と到達目標
2.一般救急隊員の教育上の今後の課題
3.一般救急隊員と生涯教育
3 救助隊員の教育
1.救助隊の現況(平成18年4月施行)
2.救助隊員の教育と到達目標
3.救助活動の現況
4.救助隊員教育の今後の課題
5.彼を知り己を知れば、百戦して危うからず
6.二の矢を継ぐ(選択肢を増やす)
7.PA/RA連携
8.救助隊員の生涯教育
9.米国の検証システム
10.メディカルディレクター、ニューヨーク市消防局の場合
11.メディカルオフィサー
12.まとめ
4 消防職員の救急教育の現状
1.消防学校での救急教育
2.消防本部での救急教育
3.メディカルコントロール体制下での救急教育
4.その他の救急教育
5.消防職員の救急教育の今後の課題
II. 機関ごとの救急教育の現状とその役割
1 消防学校の役割
1.消防学校における教育と到達目標
2.救急隊の編成の基準
3.消防学校における救急科教育の概要
2 消防大学校の役割 総務省消防庁消防大学校教務部
1.消防大学校の行う教育の現況
2.消防大学校における救急科教育と到達目標
3.救急業務の指導者として必要な教育
3 救急救命研修所の役割
1.救急救命研修所の誕生
2.入学資格
3.研修規模
4.研修体制
5.研修の特徴
4 救急救命士養成施設の役割
1.救急救命士養成施設(専門学校)の現状
2.専門学校における救急救命士養成教育と到達目標
3.救急救命士養成施設の今後の課題
5 救急救命士養成施設(大学・大学院)の役割
1.救急救命士養成施設(大学)の教育と到達目標
2.大学院の役割
III・ 学ぶべき医学的知識と実技スキル
1 救急隊員に必要な知識と技術
1.救急隊員の現状分析
2.必要な医学的知識と技術
3.救急現場学
4.ティーチングスキル
5.会話学(バーバルコミュニケーションスキル)
2 救助隊員に必要な知識と技術
1.救助隊の現状分析
2.救助体制における課題・問題点
3.救助隊等の教育訓練体制
3 消防隊員に必要な知識と技術
1.消防隊員による救急現場活動の現況
2.消防隊員に必要な救急出動における基本的知識
3.消防隊による救急現場での活動内容
4.消防隊員に必要な生涯教育
4 救急救命士の再教育の在り方 畑中哲生
1.救急救命士の再教育の現状
2.再教育の目的
3.何を再教育すべきか
4.再教育の効果検証
5 薬剤投与気管挿管追加講習教育の在り方
1.気管挿管追加講習
2.薬剤投与追加講習
IV. 今後の展望
1 救急救命士の近未来像
1.日本における救急隊員の役割と救急救命士による特定行為
2.ドクターカー・ヘリにおける病院前救急救命治療の件数
3.国内外のEMT-Paramedicにおける養成時間と病院実習時間
4.まとめ
2 救急要請の症状別の頻度と今後の搬送・処置判断
1 救急要請の症状別の頻度
1.搬送人員の状況
2.年齢別の事故種別・傷病程度
3.救急需要増加の現状
4.発症形態(主訴)別搬送人員などの推移
5.各年齢層別発症形態別搬送人員
6.まとめ
2 今後の搬送・処置判断
1.現場到着時間の短縮
2.現場到着時間の適切な観察・処置
3.救急搬送の現状と今後