書名 |
コルカバ コンフォート理論 ―理論の開発過程と実践への適用 |
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筆頭著者 |
キャサリン・コルカバ・著 |
その他著者等 |
太田 喜久子 監訳 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-00565-4 |
発行年 |
2008年11月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 308頁 |
分類 |
基礎看護/基礎看護学/看護理論 |
価格 |
定価3,520円(本体3,200円 税10%) |
複合的かつ豊かで、尊重されるべき優れた概念である「コンフォート」を、看護実践に適用可能な中範囲理論として平易に解説。研究者にとっても興味深い1冊。
監訳者まえがき
推薦の序
著者まえがき
謝辞
Chapter 1 コンフォート研究との出会い
経歴
コンフォートを図式化した当初の状況
概念分析
コンフォートの3つのタイプ
経験の4つのコンテクスト
コンフォートの分類的構造
Chapter 2 ミッション1
1900年代の注目すべき看護のコンフォート
共通認識:過去の研究と理論
洞察の要約
1992年:看護の意識の頂点に浸透したコンフォート
Chapter 3 コンフォートの測定
コンフォート質問票の最初の原案作り
コンフォートの解決すべき問題
一般コンフォート質問票(GCQ)の予備調査
博士論文の経過
コンフォート研究方法の提案
母集団のコンフォート測定
Chapter 4 哲学的観点
哲学的観点の階層
ホリスティックなコンフォートの本質を得るためのエビデンス
ホリスティックなコンフォートの数量化に関する考察
Chapter 5 理論の探求
博士論文の続き
コンフォートの中範囲理論の発展
コンフォートケアとコンフォートを与える手段
Chapter 6 コンフォートの属性
概念分析の本質
概念とは何か
WalkerとAvantによる概念分析の課題
Chapter 7 実験
コンフォートの概念的・操作的定義
4つの質的研究
前述の研究からの学び
Chapter 8 コンフォートケアの倫理
倫理の研究
健康分野全体としてのコンフォートケア
倫理的義務
委ねられたケアの倫理的結末
終末期のコンフォートケア
ケアとあわれみにおける徳の倫理
心に残る看護師
Chapter 9 ミッションの更新
アウトカム研究へのコンフォート理論の展開
看護を反映するアウトカム
標準化された看護を反映するアウトカム測定法の必要性
疼痛とコンフォートの臨床実践ガイドライン
看護師の生産性
施設の統合性に有用なコンフォートケアの革新的モデル
看護師のコンフォート
Chapter 10 将来へのコンフォートのビジョン
患者/家族レベルのコンフォート
病院/施設レベルのコンフォート
地域レベルのコンフォート
国家レベルのコンフォート
世界レベルのコンフォート
将来に向けたコンフォートの働き
文献
付録 A 一般コンフォート質問票
付録 B 放射線療法コンフォート質問票
付録 C コンフォートライン
付録 D 周術期コンフォート質問票
付録 E 修正版Karnofsky一般状態スケール
付録 F ホスピスコンフォート質問票(患者様用)
付録 G アメリカ看護師協会 看護のための倫理綱領
付録 H 国際看護師協会(ICN)看護師の倫理綱領(2005年)
付録 I ウェブサイト「コンフォートライン」の「よくある質問」
付録 J コンフォート理論の評価
用語解説
訳者あとがき
索引