書名 |
認知症早期発見のための CDR判定ハンドブック |
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筆頭著者 |
目黒謙一・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-00656-9 |
発行年 |
2008年9月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 114頁 |
分類 |
臨床医学系/脳神経・神経内科学 |
価格 |
定価3,080円(本体2,800円 税10%) |
『《神経心理学コレクション》痴呆の臨床』の著者が認知症ケア最前線の保健・看護・介護スタッフに贈る、国際的評価法「臨床的認知症尺度」(CDR)による認知症判定の手引書。認知症の基礎知識やCDR判定ルールの解説と、実際の事例に基づいた判定トレーニングで、患者の早期発見から専門医・かかりつけ医と連携しての包括的ケアプラン作成までの流れを理解できる。
はじめに:こんな相談が寄せられた─どのように考え,どう対処するか?
第1章 基礎知識
1.認知症の定義
2.認知症の評価法
3.臨床的認知症尺度(CDR)
4.認知症診断の手順
1)複数の認知機能障害 2)せん妄やうつ状態などの除外
3)社会生活の水準低下
第2章 CDR判定の実践
1.CDR各群のイメ-ジ
1)CDR 0 2)CDR 0.5 3)CDR 1 4)CDR 2 5)CDR 3
2.CDR判定のポイントと理論的根拠
1)記憶 2)見当識 3)判断力と問題解決 4)地域社会活動
5)家庭生活および趣味・関心 6)介護状況
3.CDR判定ル-ル
4.地域特性を考慮した質問表とCDRの関連
第3章 CDR 1+の場合─認知症と判定されたらどうするか?
1.包括的介入の方針
2.各原因疾患の特徴
1)アルツハイマー病 2)血管性認知症 3)皮質下血管性認知症
4)レビー小体型認知症 5)前頭側頭葉変性症
第4章 CDR 0.5の場合─軽度認知障害(MCI)と判定されたらどうするか?
1.MCIの概念
2.認知機能と生活障害の特徴
3.認知症への移行と包括的介入の方針
第5章 こんな相談が寄せられた─どのように考え,どう対処するか?
事例1
事例2
事例3
事例4
事例5
事例問題解答集
おわりに:認知症患者のQOL
引用文献
索引