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書名

経皮経食道胃管挿入術 ―適応から手技・管理の実際まで

筆頭著者

大石英人・編(東京女子医科大学講師・日本PTEG研究会常任幹事)

その他著者等

亀岡信悟(東京女子医科大学教授・日本PTEG研究会常任会長)監修

出版社名

永井書店

ISBNコード

ISBN978-4-8159-1799-9

発行年

2008年1月

判型 / 頁数

B5判 / 202頁

分類

臨床医学系/消化器外科

価格

定価6,270円(本体5,700円 税10%)

内容

経皮経食道胃管挿入術(PTEG)について,その適応・管理・手技の詳細と将来を考案者である編者が中心となって一冊にまとめた待望のテキスト.

目次

第I章 PTEGの誕生と開発
1 胃瘻の目的と歴史
2 主な胃管とその相違点
3 PTEGの開発
 1.第1例目の造設
 2.非破裂型穿刺用バルーン(RFB)の開発
 3.PTEGセットと周辺機器の開発

第II章 PTEGの適応と禁忌
1 PEGの禁忌とPTEGの適応
 1.ガイドラインからみたPEGの禁忌症例に対するPTEGの適応
 2.PEGの禁忌症例以外のPTEGの適応
2 PEG/PTEG共通の禁忌

第III章 PTEGの造設法
1 PTEGの造設手技
 1.定型的造設法
2 造設手技の工夫
 1.ガイドワイヤーおよびダイレーターの工夫
 2.超音波穿刺の工夫
 3.内視鏡を用いた造設
 4.右側穿刺症例の経験

第IV章 PTEGの管理
1 PTEGの経管経腸栄養法
 1.胃内投与と小腸内投与の基本
 2.半固形栄養剤の投与の検討
2 PTEGの腸管減圧法
 1.永久的腸管減圧法(癌性腹膜炎による腸閉塞の長期減圧)
 2.一時的腸管減圧法(術後合併症に対する非短期的減圧)
3 PTEGの合併症
 1.造設時合併症
 2.造設後早期合併症と晩期合併症
4 PTEG造設後の管理
5 PTEG留置チューブの管理
 1.カテーテル交換のコツ
  ―ベッドサイドでの交換(胃内留置例)や透視下での交換(小腸内留置例など)
 2.カテーテルを長持ちさせるためのコツ
 3.自己抜去に対する予防策

第V章 PTEGの普及と啓蒙
1 PTEGのクリニカルパス
2 PTEGとNST
3 PTEGの啓蒙と指導および教育
4 在宅医療と保険制度について
5 日本PTEG研究会の設立と活動
6 PTEGを取り扱っている施設の紹介
7 主な経腸栄養剤の紹介
8 PTEGキット、デバイスの今後への期待